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松井秀喜と同期の星稜OB、後輩の林監督へ伝えたいこと

2019年8月22日20時26分

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 ■朝日新聞社オリンピック パラリンピック・スポーツ戦略室・福角元伸=星稜野球部OB

(22日、高校野球 履正社5―3星稜)

 星稜が全国選手権大会の決勝で、履正社と好試合を見せてくれました。試合後、グラウンド裏の通路で林監督には「監督! 本当にお疲れさま」と、声をかけさせてもらいました。「先輩! すみませんでした」。林監督は時間がなかったので、私はその後の言葉をのみ込んで、別れました。

 「感動をありがとうございます」と言いたかった。星稜としては、山下智茂元監督(現総監督)時代から数えて2度目の決勝進出。試合前から先輩や後輩、同級生らと顔を合わせて、さながら、甲子園が同窓会会場になったようでした。

 星稜野球部で遊撃手だった林監督は、1学年下の後輩でした。大リーグなどで活躍した、松井秀喜さんとは三遊間を組んだ仲。松井秀喜5打席連続敬遠の明徳義塾戦の夏に、私たちは一緒に甲子園で戦いました。

 身長はそれほどありませんが、走攻守で非常にバランスのいい選手でした。今のチームを見ていると、そういう選手を積極的に起用しているように見えます。レベルも高く、私が今の選手なら、とても試合には出られなかったでしょう。

 話を戻すと、日大卒業後に東京で就職を考えていた林監督を、星稜の指導者に呼び戻したのが山下総監督でした。「最高の星稜、どん底の星稜。林さんは両方知っとるからや」。総監督が林監督の就任時に、こう説明してくれたことを覚えています。

 松井主将のときは甲子園春夏連続出場で、神宮、国体でも優勝。一方、後を受けた林主将の代は、石川県での大会ですら一度も優勝経験はありません。選手としては強烈な光と影を体験し、指導者としてもコーチ、部長を歴任して経験値をあげたのが林監督でした。今回は残念ながら敗れましたが、選手を鍛え上げて、よくぞ準優勝までたどり着いてくれました。来年以降も大いに期待したいと思います。

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