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部員111人まとめた明石商・主将「一生の仲間できた」

2019年8月22日11時58分

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 第101回全国高校野球選手権大会に兵庫代表として出場した明石商。兵庫県勢の公立高校として67年ぶりに夏の甲子園で4強入りを果たした。準決勝で履正社(大阪)に敗れたものの、春夏連続のベスト4という結果を残し、その最後まで粘り強く戦う選手たちの姿は印象的だった。

 準決勝の戦いから一夜明けた21日午前、明石商の選手たちは同校のグラウンドに集合した。「3年生はほんまお疲れさんやったな」。狭間善徳監督(55)はミーティングでねぎらった。「厳しいことしか言うてないけど、明石商にいた誇りを持って、これから行動せなあかん。しんどいことがあったら、いつでもここに帰って来い」と呼びかけた。

 明石商は兵庫大会で見せた粘り強さを選手権大会でも発揮し、接戦を勝ち上がってきた。初戦の花咲徳栄(埼玉)戦では終盤に勝ち越した。3回戦の宇部鴻城(山口)戦は延長十回にサヨナラ勝ち。準々決勝の八戸学院光星(青森)戦では中盤に追いつかれながらも終盤に振り切った。いずれも1点差ゲームだった。

 準決勝では履正社に1―7で敗れたが、甲子園での4試合で、上位打線が計4本塁打を放つなど長打力を発揮した一方、犠打が12に上るなど、小技も絡めて得点につなげる手堅い野球を見せてきた。

 「甲子園では投手陣も踏ん張ってくれて、明商らしい野球ができた」と捕手の水上桂君(3年)は振り返った。第29回U18(18歳以下)ワールドカップ(30日~9月8日、韓国)に出場する高校日本代表チームの一員に選ばれた。「明商の名に恥じないプレーをしたい」と意気込む。

 3回戦で10回を投げ抜き、相手打線を2失点に抑えるなどチームを支えた杉戸理斗君(同)は「監督のおかげで成長できた」。後輩たちへの思いとして「明商野球は逆転が多い。諦めない心で最後まで戦ってほしい」と語った。大学に進んで野球を続けるつもりで、将来は野球部の監督になるのが夢だ。主将の重宮涼君(同)は「部員111人をまとめる経験で人として成長し、一生の仲間ができた」と笑顔で語った。

 これからチームを引っ張る2年生たちは気持ちを新たにした。

 甲子園での4試合全てに出場した福井雄太君(2年)は「甲子園の経験をいかしてこれから練習に臨み、ベスト4を超えるチームを作りたい」。来田涼斗君(同)は「これまでは先輩たちの力で勝ち上がってきた。今度は自分たちの力で勝てるようにしっかり練習したい。気持ちが全てだと思う」と語った。(武田遼)

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