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中京院中京、軟式は全国3連覇狙う 刺激しあって頂点へ

2019年8月20日10時54分

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 中京学院大中京(岐阜)は20日、第101回全国高校野球選手権大会の準決勝で星稜(石川)に0―9で敗れ、初の決勝進出は果たせなかった。中京学院大中京の軟式野球部は今夏、全国大会で3連覇を狙う強豪。部員たちは史上初の硬式・軟式での夏の全国優勝を目指して、ともに刺激しあってきた。

 19日昼、岐阜県瑞浪市にある中京学院大中京の軟式野球部専用グラウンド。全国大会に向けた最後の練習を終え、部員たちがマウンドに集まった。「3年間やってきたことを出そう!」と村瀬仁紀(ひとき)主将(3年)が声を出すと、全員が大声で叫び気持ちを高めた。

 軟式野球部は部員41人。全国大会では優勝9回、作新学院(栃木)と並ぶ最多タイを誇る。2014年の全国大会準決勝では、崇徳(広島)と4日にわたる延長50回の死闘を制したことで知られる。24日から兵庫県で始まる第64回全国高校軟式野球選手権大会(日本高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)に東海代表として出場し、開幕試合で北部九州代表の福岡大大濠(福岡)と対戦。史上2校目の3連覇に挑む。

 硬式野球部は、3年ぶり7回目の甲子園出場。グラウンドは約250メートル離れているが、クラスメートも多い。軟式の部員たちは練習の合間にスマートフォンなどで試合経過をチェック。18日の作新学院戦は、昼休憩の間、監督の部屋にあるテレビの前で応援し、八回の逆転満塁本塁打には歓声を上げた。

 「友達がテレビに出て、活躍しているのを見るのはうれしい」と村瀬主将。硬式野球部の申原(のぶはら)愛斗君(3年)と同じクラスで、週末の練習試合の結果や「ヒットを打った」「監督に怒られた」と報告しあってきた。「軟式で日本一になりたい」と入部し、練習を重ねてきた村瀬主将は、劣勢な場面でもあきらめず逆転で勝利を収める申原君たちの姿に刺激を受けた。「自分たちも頑張ろうとやる気が出る」

 平中亮太監督(38)も硬式野球部の活躍に、「大舞台ですごい粘り強さを見せている」と感服する。エースの水渉夢(あゆむ)君(3年)も「自分たちも波に乗って、硬式野球部以上の結果を出したい」と闘志を燃やす。

 硬式野球部の申原君は、岐阜大会の優勝報告会で、軟式野球部の二塁手中沢来星(らいせい)君(3年)から「絶対に優勝してこいよ」と送り出されたことを覚えている。軟式野球部の練習は、硬式野球部が就寝する夜10時ごろに終わることもあるといい、「そこまで練習するから全国制覇もできていると思った」と明かす。

 中沢君との約束を果たそうと臨んだ準決勝だったが、星稜に敗れた。試合後、「自分たちはベスト4止まりだったけど、同じ二塁手の中沢に思いを託したい。軟式は全国制覇してほしい」と話した。(村上友里、松山紫乃)

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