スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

履正社、電光石火の攻撃 「大きかった」1時間の遅れ

2019年8月20日16時04分

シェア

 (20日、高校野球 履正社7―1明石商)

 「よし、もらった」。一回の先頭。履正社の桃谷は、5球目の浮いたチェンジアップに目を見開いた。快音を響かせた打球が、中堅フェンスの最上部を直撃した。

 桃谷は、滑り込むことなく三塁へ。プレーボールから2分足らず。4万人がどよめいた。

 予定では、1時間前に打席に立っていたはずだ。試合開始が雨で遅れたのだ。生まれた時差を、桃谷、そしてチームは活用した。

 明石商には本格派右腕の中森と技巧派左腕の杉戸がいる。「タイプがまったく違う」と主将の野口。「どっちが先発で来るか、半々くらいで待っていた」

 午前8時のメンバー交換で明らかになる。中森だ。直後、試合開始が午前10時に延びると決まった。思いがけず、中森対策に絞った練習が1時間できる。150キロ超の直球をイメージしながら振り込んだ。

 確認しあったことがある。「低めの変化球に手を出さず、浮いた球を狙う」と岡田監督。いきなり桃谷が実践し、2番の池田も高めの変化球を左前へ流して先制。後続も徹底し、この回に計6本の長短打を集めた。「甘い球は振ってくる。考え過ぎてストライクがとれなかった」と中森。電光石火の4得点だった。

 チームは、毎日筋トレを行ってきた。ベンチ入り18選手の平均体重は78・7キロで49代表で最も重い。桃谷は言う。「狙いを決めたら、僕らは思いっきり振るだけ。あの1時間は大きかった」。銀傘を激しくたたいたのは恵みの雨だった。(山口裕起)

     ◇

 ○岩崎(履) 1失点で無四球完投。「明石商はいろいろなことを仕掛けてくるので、できるだけ走者を出さないようにと思った。役割は果たせました」

話題の記事

スポーツブルアプリアイコン