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ピンチで叫んだ言葉?そりゃあ「帝京魂!」石橋貴明さん

2019年8月18日20時42分

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 ■タレント・石橋貴明さん

 想像以上に暑いなあ。でも甲子園はきれいだね。この天然芝と、この土と。

 観客としてここで高校野球を見るのは久しぶりです。前に2度、母校の帝京の決勝を見に来ました。仙台育英が相手だった1989年と、星稜と戦った95年。どっちも帝京が優勝できた。まさか3度目で、星稜と仙台育英の試合を見るなんて縁があるね。

 星稜は奥川君が先発せずに荻原君が投げている。心臓がバクバクしているんじゃないかな。僕も投手でした。公式戦では一度も投げられなかった。肩は強かったけど、秘密兵器が最後まで秘密兵器のままで終わっちゃった。最後の夏は、3年生が13人いましたが、僕はベンチ外7人の1人。みんなスタンドから必死に応援しましたよ。ピンチのとき叫んだ言葉? そりゃあ一つだよ。「帝京魂!」

 序盤で星稜が大きくリードかあ。よく「ピンチのあとはチャンスあり」と言うよね。でもねえ、ピンチのあとはピンチってときもある。おお、また星稜が本塁打。きょうは浜風だから、打球が左翼にぐんぐん伸びる。仙台育英は流れをつかみきれないなあ。

 でも、最後まで勝つのは1校だけで、みんな人生という次の試合はすぐに始まるんだよ。大事なのは腐らないこと。何が起きるか分からないから。あきらめなければ運も回ってくるんだよね。

 僕はピンチばかりの野球人生のあと、お笑いの世界に飛び込んだ。自分の笑いのセンスを信じたんです。そして、19歳のとき、3歳上の秋元康さん(作詞家、AKB48総合プロデューサー)と出会った。秋元さんは放送作家をしていて、「ネタを見せて」と言われてね。テレビ局のとても小さな企画室で披露しました。そこからですよ。番組関係者を紹介してもらうようになって、いまの僕がある。

 球児たちは、こんなにたくさんのお客さんの前でプレーできることはとても幸せだよ。僕も何万人もの前で歌ったこともありますが、アドレナリンを止められなかった。この舞台は、これからもずっとこのままであってほしい。

 いま、野球人口の減少が叫ばれているけど、みんなで早く手を打っていかないと手遅れになりますよ。球場をボードゲームの野球盤に見立てた番組「リアル野球BAN」をやっていますが、子ども向けに改良して、野球普及のために全国を回ろうかなあ。ふらっとやってきて楽しさを伝える「野球おじさん」みたいなのをできたらいいんだけどね。(構成・坂名信行)

    ◇

 いしばし・たかあき 1961年東京都生まれ。木梨憲武さんとお笑いコンビ「とんねるず」を組む。歌手、俳優でも活躍。現在フジテレビ系トーク番組「石橋貴明のたいむとんねる」でMC。

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