スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

福井)敦賀気比 確かな成長で夏の甲子園8強にあと一歩

2019年8月19日03時00分

シェア

 高校野球の担当記者として、2年連続で夏の甲子園での敦賀気比の奮闘ぶりを取材した。磨きをかけた打撃力、そして安定した投手力で3試合を戦い抜き、甲子園のスタンドを沸かせた選手たち。8強にあと一歩のところで惜敗したが、確かな成長を感じた。

 1回戦の相手は初出場の富島(宮崎)。打線は中盤以降に9安打を集め、相手の3失策なども絡めて5点を奪い、幸先のいいスタートを切った。エースの笠島尚樹君(2年)はテンポよく低めの球を集めて完投。最少失点に抑えた。

 2回戦は、国学院久我山(西東京)を相手に22安打の猛攻で19得点。16人が出場し、控え選手も大舞台での経験を積んだ。杉田翔太郎君(3年)は夏の甲子園で15年ぶり6人目となるサイクル安打を達成し、球史にその名を刻んだ。

 続く仙台育英(宮城)との3回戦。その杉田君は初打席で、頭部への死球のアクシデントに見舞われた。チームは三回に3点を先制したが、中盤に逆転を許した。ベンチでは「杉田のために勝つ」を合言葉に、チームが一丸となって勝利をめざした。病院での検査を終えてベンチに戻った杉田君も、笑顔で仲間を鼓舞し続けた。

 1点差で敗れ、涙ながらに仲間から謝られた杉田君は、その仲間にねぎらいの言葉をかけ、もらい泣きしていた。最後まで試合に出られず、さぞかし悔しかっただろうと思う。

 2試合に代打で出場した主将の上間洸太君(3年)についても記したい。練習では誰よりも早くグラウンドに出て、努力する姿を見せることでチームをまとめてきた。主将としての役割を立派に果たしたと思う。

 甲子園にベンチ入りしたメンバー18人のうち、10人が1、2年生。「下級生も多く試合に出られた経験は新チームで絶対に生きてくる」と東哲平監督は語る。秋以降、チームのさらなる成長が期待できそうだ。(平野尚紀)

話題の記事

スポーツブルアプリアイコン