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福井)夏の甲子園 敦賀気比が惜敗 8強入り逃す

2019年8月18日03時00分

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 大会第11日の17日、敦賀気比は3回戦で、強打の仙台育英(宮城)を相手に接戦を繰り広げた。結果、三回に先制した3点を守り切れず、六回に逆転を許して惜敗した。8強入りこそ逃したものの、最後まで全力でプレーし続けた選手たちに、応援スタンドからは惜しみない拍手が送られた。

 ■打撃鍛え 戻ってきた 敦賀気比・木下元秀選手

 「4番として、きっちり打たなあかん」。1点を追う九回表1死一、三塁の場面、敦賀気比の木下元秀君(3年)は気負いながら打席に立った。5球目をはじいたが、打球は高く上がって左飛に。これが自身にとって最後の打席となった。

 昨夏はエースとして甲子園の初戦で先発登板した。しかし、中盤に崩れた。相手に8安打を許し、6四死球を与えた。5回3分の1でマウンドを降り、苦い思い出が残った。

 新チーム始動後、リベンジに燃えた。だが、練習試合で左ひじの靱帯(じんたい)を損傷。医師には「夏に投げられるかどうか」と診断された。

 焦らずに治していくことを決めたものの、投球からは離れ、気持ちは落ち込んだ。そんなときに、東哲平監督に言われた。「夏は4番をめざさんか」。その言葉に奮起した。

 ほとんどしたことがなかった打撃練習に時間を割いた。冬場は3、4時間の自主練習に励んだ。

 「敦賀気比4番」の肩書にプレッシャーも感じた。だが、自分が4番に座って活躍する姿を想像し、人一倍バットを振り込んだ。

 春の県大会では4番を任され、北信越地区大会の決勝まで進んだ。夏の福井大会では4試合でチーム最多の7打点。打撃の才能を開花させ、甲子園の舞台には左翼手として戻ってきた。

 そして、1、2回戦で計6打点。3回戦でも初回にチーム初となる安打を放って流れを引き寄せた。

 だが、九回表のチャンスで納得できる1本が出なかった。「情けない」。そう言って嗚咽(おえつ)を漏らした。

 今後も野球を続け、プロ入りを志望している。次のステージでの活躍を誓う。(平野尚紀)

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