スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

しゃべるの忘れるぐらい、ええ試合でした 高嶋仁の目

2019年8月17日16時08分

シェア

 (17日、高校野球 星稜4―1智弁和歌山)

 智弁和歌山と星稜が甲子園で対戦するのは初ですが、ぼくは智弁学園(奈良)で1977年夏にやってます。星稜は前年夏、2年生で準決勝まで進んだ小松辰雄投手(元中日)がエースでした。

 小松投手の試合前練習を見たら、全力投球していない。肩が痛いと見て「小松は調子悪いぞ、三回までに点を取れ」と、一、二回に1点ずつ取ったけど、その後はお手上げ。なんとか2―1で勝ちました。後年、星稜の監督だった山下智茂さんに聞いたら、捕手がミットを宿舎に忘れて試合前練習に間に合わず、立ち上がりに響いたんですね。ぼくがやった相手では一番速かった。155、6キロ出てたんじゃないでしょうか。

 速さだけでなくナンバーワンピッチャーとなると駒大苫小牧の田中のマーくん(ヤンキース・田中将大投手)。星稜の奥川恭伸投手(3年)は彼と双璧ですね。延長に入っても150キロは出るし、智弁用にとっといたフォークは投げてくるし。まったく隙がありませんでした。

 智弁打線は狙い球を打ちにいっても押し込まれて、ファウルになっていました。タイミングの取り方が遅く、見る「間」が無いから変化球が見えない。西川晋太郎(3年)が六回、引っ張らずに素直にミートして同点適時打を打ちましたが、ああいう打撃をせんといかんかったですね。

 ただ、この試合は奥川君をほめんとあかんでしょう。山下さんと一緒にテレビの解説をしてたんですが、2人とも試合の中に入ってしまい、しゃべるの忘れてしもうて。それくらいええ試合でした。(智弁和歌山・前監督)

話題の記事

スポーツブルアプリアイコン