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智弁和歌山が「三度目の正直」 明徳義塾に甲子園初勝利

2019年8月13日18時45分

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 (13日、高校野球 智弁和歌山7-1明徳義塾)

 高校球界屈指の名門対決が13日、全国選手権で17年ぶりに実現した。台風10号の影響による強風の中、智弁和歌山が猛打で明徳義塾(高知)を圧倒した。

 七回表、智弁和歌山の捕手、東妻(あづま)純平君(3年)がこの回チーム3本目の本塁打を中越えへ運んだ。打線は打者10人の猛攻で一挙7点。東妻君は「投手が頑張っていたから助けたかった。風で入ってくれた」。

 両校は毎年6月、高知県須崎市の明徳にあるグラウンドで練習試合をするなど縁が深い。

 智弁の監督を昨夏まで務めた高嶋仁さん(73)と、明徳の馬淵史郎監督(63)が交流を深めたのは2002年から。この年の夏の甲子園の決勝で両校が初めて対戦。7―2で明徳が勝ち、初優勝した。大会後、全日本選抜の米国遠征で馬淵監督が監督、高嶋さんがコーチを務め、約2週間同宿して野球談議に花を咲かせた。馬淵監督が「勝利への執念や厳しさにひかれた」と言えば、高嶋さんは「策士。人の心を読むのに非常にたけている」と独特の言い回しで敬意を表す。

 甲子園での2度目の顔合わせは14年春の1回戦。延長十五回で3―2で明徳が勝った。この試合でサヨナラ暴投をしたのが、プロ野球ロッテのルーキー東妻勇輔投手。今大会で5季連続の甲子園出場となる東妻君の兄だ。弟は「あまりそのことは考えず、勝つことに集中した」と話す。

 そして3度目の対戦。明徳の主将、西田龍生君(3年)は「監督から『智弁には負けたことがない。いけるぞ』と勇気づけられていたし、絶対勝てると思っていた」。だが、七回は失策や打球のイレギュラーバウンドなど、悪い流れが続いた。馬淵監督は「甲子園の難しさ。守るところはしっかり守らないと」と語った。

 高嶋さんの後を継ぎ、初めて夏の甲子園で指揮する教え子の中谷仁監督(40)は、「三度目の正直」を果たして「最後まで圧力を感じた。ホームランが出ても安心できず、怖かった」と胸をなで下ろした。本塁打攻勢については「ほとんどは風の影響。智弁の風が吹いてくれた」。(西岡矩毅、加藤秀彬)

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