スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

記録的3HR、直前に乱れが 遊撃を襲ったイレギュラー

2019年8月13日23時00分

シェア

 (13日、智弁和歌山7―1明徳義塾)

 わずかな揺らぎを逃さなかった。七回、智弁和歌山は同点に追いつき、なお1死一、二塁。2番細川が左打席に。失投を仕留め、勝ち越しの3ランとした。

 六回まで無得点。直球主体に勝負を挑んでくる明徳義塾の2年生左腕、新地を打ちあぐねていた。その球速は130キロ足らずだが、制球がよく、ベースの端をかすめるように内外角を厳しく攻められた。

 この本塁打の直前、少し空気が変わった。1死一、三塁で1番の黒川。懐をしつこく攻められた後の8球目、外角低めへの速球で遊撃へのゴロを打たされた。黒川自身が「やってしまった」という打球。それが大きくイレギュラーバウンドし、同点の適時内野安打になった。

 「とっていればゲッツーだった」と明徳の捕手安田。新地は「気持ちに少し乱れが出てしまったかもしれない」。

 細川が打ったのはカウント2―2からの5球目。外角低めに構えた安田のミットより、高く、内側に入ってきた127キロだった。逃さなかった細川は、「反応出来る自信はあった」。ライナー性の打球はぐんぐん伸び、右中間席へ消えた。

 この日、普段の浜風とは逆に、左翼から右翼へ強い風が吹いていた。その風にも乗り、2死一塁から根来(ねごろ)が右越えへ、続く東妻(あづま)が中越えへ本塁打を放った。

 全国制覇経験校同士の注目の対決。過去、選手権と選抜で智弁は明徳に2戦2敗だった。ねじ伏せた強打は、歴史にも刻まれた。(竹田竜世)

話題の記事

スポーツブルアプリアイコン