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京都)立命館宇治、粘りでスタンドわかす 2回戦惜敗

2019年8月14日03時00分

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 立命館宇治は3―6で敗れ、3回戦進出を逃した。しかし、六回2死から3連打で食らいつき、4万4千人が詰めかけたスタンドを一気にわかせた。継投した大会屈指の好投手の速球をはじき返した。先発メンバーのうち4人は2年生。「またここに戻ってくる」。悔しさを胸に、前を向いた。

 ■注目エースの球、狙い撃ち 今野優斗君

 六回裏2死から、立命館宇治にチーム初の連打がとびだした。2点を奪い、なお一、二塁。次打者は7番打者の今野優斗(ゆうと)君だった。

 ここでプロ注目のエース奥川恭伸(やすのぶ)君が登板した。「絶対、引きずり出してやろう」。試合前の円陣でこう誓い合っただけに、わくわくしていた。対戦に備え、投球マシンを150キロに調整。速球のイメージはできていた。

 初球はスライダー。キレがすごい。2球目は147キロの内角寄りの直球。相手が自信をもっているこの球を狙っていた。コンパクトに振り、左前へはじき返した。3点目が入り、一塁で大きくガッツポーズをして笑顔がはじけた。

 小学1年のとき阪神甲子園球場のある兵庫県西宮市に引っ越し、高校で寮生活を始めるまでそこで過ごした。母親や友だちと毎年3、4回、高校野球やプロ野球を見に行っていた。「ここは聖地。いつか立ってみたい」と思ってきた。

 今大会は大舞台で緊張しすぎないよう、工夫してきた。試合前のそわそわ解消のために始めたトランプのマジックだ。京都大会の準々決勝を控え、寮でユーチューブの動画を見ながら練習。一つひとつのマジックを50回以上繰り返した。うまくいくようになると、仲間に見てもらった。

 宿舎入りしてからも練習を続け、5通りのマジックを身につけた。リラックスできるだけでなく、集中力や相手を見抜く力も上がってきたように感じた。

 憧れの場所でも落ち着いていられ、好投手から適時打を放った。「気持ちよかった」。やりきったという思いがあふれた。(高井里佳子、向井大輔)

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