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津田学園リリーフ「うれしい」降板 「最後はエースに」

2019年8月14日10時51分

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 大会屈指の強力打線を相手に、粘り強く戦い抜いた。2年ぶり2回目の出場の津田学園は、13日の2回戦で、履正社(大阪)に3―7で敗れた。序盤に大量点を奪われたが、中盤以降は継投でしのぎ、3点を返して追い上げた。2年ぶりの夏勝利をつかみ取るも、初の16強進出はならなかった。

 ■我らがエース、マウンドへ戻せた 降井隼斗投手

 四回からマウンドを任された津田学園の降井隼斗投手(3年)は、強打者がそろう履正社打線に堂々と力勝負を挑んだ。

 チームの絶対的なエースの前佑囲斗投手(3年)が序盤からつかまる。降井投手はこれ以上、点を与えられない場面でも緊張せず、球種がばれないように、わざと捕手のサインに何度も首を振る駆け引きすら演じた。決め球のスライダーとスプリットがさえ渡り、直球は自身の最速142キロを連発。4回3分の2を投げて7三振を奪い、1失点で切り抜けた。

 この春の選抜大会で、降井投手に登板の機会は訪れなかった。一方で、前投手は延長戦を1人で投げ抜いた。降井投手は自分の力不足を感じ、悔しさを胸にひたすら練習に打ち込む。体幹を鍛え、172センチ、57キロの細身ながら、右横手から投じる直球を142キロまで磨き上げた。

 八回2死。最後になるかもしれない攻撃を前に、チームに勢いをつけるため、前投手が再びマウンドに立つ。「佑囲斗のおかげで最高の舞台で野球ができることになった。最後は佑囲斗に締めてほしかった」。降板することへの悔しさはなく、チームを甲子園に導いてくれた前投手を思うと、降井投手は「自分が交代したのはうれしかった」とさえ感じていた。

 初めて前投手と出会った時はライバルだった。エースの座を競い合ったこともあったが、先を越され、いつしか憧れの存在に変化していった。ずっと前投手の背中を追っていた降井投手は、最後の最後に、最高の舞台でエースを助けることができた。(村井隼人、土井良典)

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