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八戸学院光星、ラッキーボーイは地元出身「見返す好機」

2019年8月12日21時07分

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 (12日、八戸学院光星10―8智弁学園)

 12日に智弁学園(奈良)との打撃戦を制し、5年ぶりの2戦目突破を果たした八戸学院光星には、勝利に大きく貢献しているラッキーボーイがいる。下山昂大(こうだい)君(3年)。関西出身の選手が多くベンチ入りする光星で、数少ない青森出身だ。

 開幕試合となった誉(ほまれ)(愛知)戦では、初回の満塁で打席に入り、令和初のホームラン。2回戦では1点を追う八回表、三塁線を抜く適時二塁打を放って同点に追いついた。

 向上心でここまできた。進学先として光星以外の選択肢はいくつもあり、地元の弘前市にも県内で上位に勝ち上がる私立校があったが、選んだのは他県からの野球留学生が多い光星。「地元の選手と一緒にやるのではなく、差をつけたかった」と下山は振り返る。

 はじめは、全国から集まった部員の中で津軽弁が通じない。「自分が光星で通用するかな」という思いだったが、同学年の武岡龍世君が入学直後でも試合で活躍している姿を見て、「早く自分も」と野心が沸いた。2年春には背番号5をもらったが、3年生には守備がうまい三塁手がいた。「バッティングで負ければ(ポジションを)とられる」と、自主練習でさらにバットを振り込み、レギュラーに定着した。

 「できるだけ早く甲子園の舞台に立つ」ことを最優先に練習を重ねてきたが、最後の夏を迎えるにあたり、試合への臨み方が変わったという。新チームは秋季東北地区大会で優勝し、順調な滑り出しに見えたが、今春の選抜大会で初戦敗退、その後の春季県大会でも青森山田相手に初戦で敗れた。「自分も含めてみんな自分が打ちたいという気持ちが強かった」

 春以降、チームとともに自身のバッティングも調子を落としたところで、「周りが打って、チームが勝てればそれでいい」と思えるようになった。「今は、チームメートと一日でも長く野球がやりたい」と思うようになり、次第に調子を取り戻した。

 下山の地元への思いは強い。「青森の選手はどうせ光星では無理と思う人もいた。でも自分が頑張れば、そういう人たちを見返すチャンス」。そう臨んだ甲子園で、2試合9打数3安打6打点の活躍。だが、次戦で見据えるのは自分の好成績ではない。「次も勝てれば、それでいいです」(吉備彩日)

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