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高岡商5番打者、狙い的中の先制点「あの4人超えたい」

2019年8月14日09時42分

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 大会第7日の12日の2回戦で高岡商は神村学園(鹿児島)を4―3で破り、3回戦進出を決めた。2年連続で夏の甲子園で2勝を挙げて、ベスト16入り。3回戦は大会第11日の16日の第1試合で履正社(大阪)と対戦する。

 ■あの4人を超えなければ 藤井康平選手

 実績のある4人の3年生に続いて打席に立つ5番打者が、この日は輝いた。

 両チーム無得点で迎えた四回裏1死二塁の好機。1ボール1ストライクで打席の藤井康平(2年)は思った。「絶対に得意球でカウントを取りにくる」。狙い通り、相手投手が投じたのはスライダー。慌てることなく、中前にはじき返し、先制点につなげた。

 「1~4番の左打者が非常に良い」。この日、対戦した神村学園の監督にとどまらず、相手チームが常に警戒するのが昨夏もレギュラーだった4人の3年生。藤井は昨秋からこの4人の後を打つ5番打者を任されている。「あの4人を超えなければ」。その一心でバットを振り込んできた。

 チームが3連覇を果たした富山大会だが、藤井の打率は2割。物足りない成績に「チームにもっと貢献しなければ」。5番打者として出場させてくれる監督の吉田真(36)の期待にも応えようと甲子園での活躍を誓った。

 やってきた甲子園。1回戦では、押し出し四球と適時打で2打点を挙げた。

 迎えた2回戦。先制の適時打に加え、八回裏には4点目につながる犠飛を放った。エースの荒井大地(3年)も「あの1点で気持ちが楽になった」と話し、チームは1点差で勝利した。

 「どんな相手が来てもやることは変わらない。ここぞの場面で打つだけ」と藤井。4人を超えるためのステップを、甲子園で重ねている。=敬称略(田島知樹)

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