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兵庫)明石商が夏の甲子園、悲願の初勝利 花咲徳栄破る

2019年8月12日03時00分

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 第101回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)第6日の11日、明石商は第4試合で花咲徳栄(埼玉)を4―3で破り、夏の甲子園で初勝利を挙げた。次戦の3回戦は、大会第10日の第3試合(15日午後1時開始予定)で、宇和島東(愛媛)と宇部鴻城(山口)の勝者と対戦する。

 ■仲間信じ 変化球勝負 明石商・中森俊介投手

 あうんの呼吸だった。

 三回表、花咲徳栄の下位打線を三者凡退で抑えたエースの中森俊介(2年)は、ベンチで首をかしげた。「真っすぐが、全然っすね」。初回、150キロ近い速球で3番打者から三振をとっていたのに、だ。

 「ええ球、来てるけどな」と返した捕手の水上桂(3年)も、実は違和感を覚えていた。絶好調の時の直球は、水上がミットを構えて予測する場所よりも指3本分、浮き上がるという。その伸びがなかった。

 四回以降、水上は変化球主体のリードに切り替えた。「気持ちが伝わった」と、中森も素直に従った。元々、直球に強いこだわりを持っていた。以前であれば、難しかったかもしれない。春の選抜大会の準決勝で敗れてから、「中森は変わった」と水上は言う。

 四、六回の満塁の危機は、「調子がいい」と中森が感じたスライダーとチェンジアップを織り交ぜ、失点をそれぞれ1に抑えた。五回は水上の2点本塁打にも助けられた。

 1点リードで迎えた九回表、2死二塁の場面で対峙(たいじ)したのは、前打席で高めの直球を左翼席に運ばれた9番打者。「どうする」。駆け寄った水上から尋ねられた。昔の自分やったら真っすぐでどんどん行くやろな。そう思いながら「変化球中心で」と応じた。135球目、投じたスライダーで右飛に打ち取った。

 仲間たちを信じ、成長を感じることができた夏の初戦。でも出来は60点。目指すは日本一だけ。次こそベストの投球を、と誓った。=敬称略(武田遼、後藤遼太)

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