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岐阜)17年ぶり3回戦進出 集中打でたたみかける

2019年8月12日03時00分

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 大会第6日の11日、中京学院大中京は北照(南北海道)を4―3で破り、3年ぶりに初戦を突破、17年ぶりに3回戦進出を決めた。約4万3千人の観客の中、相手エースの好投に序盤は打線が沈黙したが、七回に集中打でたたみかけた。次戦は大会第10日の第2試合(15日午前10時半開始予定)で、東海大相模(神奈川)と対戦する。

 ■楽しむ気持ち 好機に力

 逆転の機運が高まる七回裏2死二塁。打席に向かう藤田健斗主将(3年)に伝令の高田楓真君(3年)が駆け寄った。

 「キャプテンとして自信を持って。お前が試合を決めてこい」。背中を軽くたたかれた藤田君は、一瞬、笑顔を見せた。

 3球目。狙いを絞っていた高めの甘い球を振り切ると、打球は左前へ。「抜けてくれ」と祈りながら、ひたすら走った。

 勝ち越し打と知ったのは、観客の声援を聞いたとき。「っしゃー!」。ベンチに向かってほえながら大きくガッツポーズした。

 岐阜大会でも4番を務めたが、成績は21打数8安打1打点。チーム打率が4割を超える中、「貢献できていない」と感じていた。

 昨秋の東海大会で選抜出場を逃し、春の県大会では宿敵大垣日大に敗れた。「夏こそ絶対に負けられない」。力んで臨み、力を出し切れないこともあった。

 だから、甲子園では「楽しんで戦う」ことにした。一方で、「振ったやつが生き残る」との信念も忘れず、甲子園入り後も、自主練で最低500本は素振りをした。

 甲子園入りから11日目で迎えた初戦。北照のエース桃枝丈君(3年)の攻略は簡単ではなかった。「外角中心の配球」という事前情報を試合中に柔軟に修正。狙い球の高さを上げ、甘い球を見逃さなかった。

 「桃枝君は好投手。甘い球が一球あるかないか。それを絶対に見逃さないようにしよう」。七回のイニング間では、主将としてみんなに声を掛けた。

 自ら体現してみせた殊勲打に「打撃練習でも1本たりとも気を抜かない」と日頃の練習への心構えを語った。「でも、それが今日のような結果につながったと思う」。試合後は晴れやかな表情で話した。(松山紫乃)

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