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広島商、9回2死で代打の切り札 持ち味はフルスイング

2019年8月10日19時05分

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 (10日、高校野球 岡山学芸館6―5広島商)

 1点を追う九回。広島商は2死一、二塁と好機を広げていた。打順は広島大会でチームトップの打率をたたき出した北田勇翔。試合の明暗を分ける場面で、北田に代わり、川口貴大が打席に立った。荒谷忠勝監督が「ああいう場面で思い切り打てる」と信頼を寄せる、フルスイングが持ち味の代打の切り札だ。

 狙い球は直球とカーブ。打席に入る前、「ぶん」と豪快にバットを振った。長打以外は考えていなかった。

 1球ごとに、スタンドがどよめく。球場中の注目を集めた。フルカウントになり、8球目。相手投手が首を振るのを見て、「スライダーが来る」と思った。だが、投じられたのは落ちる球。タイミングがずれ、のけぞるようにバットを振った。打球は詰まり、ファウルグラウンドで一塁手のミットに収まった。

 どんな場面でもフルスイングできる自負がある。そのために、試合前夜も宿舎の自室のわずかなスペースでバットを振った。「最後にフルスイングができなかったのが悔しい。もっと、バットを振っていればよかった」。試合後、涙をこらえながら声を絞り出した。野球は大学でも続けるつもりだ。「この悔しさを糧にして、次の舞台で活躍できるように成長したい」(高岡佐也子)

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