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あれだけの投球したら、監督も代えられない 高嶋仁の目

2019年8月10日16時36分

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 (10日、高校野球 熊本工3―2山梨学院)

 ええ試合を見せてもらいました。延長十二回までもつれた熊本工と山梨学院です。

 山梨学院の相沢利俊君は気力で投げていました。あれだけの投球をしていたら、監督も代えられません。熊本工の二番手で投げた2年生の村上仁将君も、ええハートをしていました。インコースをポンポンついてくる。相手にしたら、合いそうで合わない。そういうタイプの投手でした。

 ええ試合だけに、失策や四球で決着して欲しくないと願っていましたが、最後はサヨナラ本塁打でした。センターバックスクリーン。あそこは打球が伸びるんです。熊本工の山口環生君は7番打者ながら腰の入った素晴らしい打撃でした。

 九州(長崎)で生まれ育ったぼくにとっては、熊本工は特別な存在です。智弁和歌山が1994年春の選抜大会で優勝した後、熊本県高野連に講演して欲しいと呼んでいただいた時、1日早く入って練習を見させてもらいました。

 アップからタイムを計りながら、どんな練習をどんな時間でやるか。メモをしながら見学させてもらったんです。勉強になりましたね。やっぱり伝統校は集中力、やる気が違う。エネルギーを感じるんです。智弁和歌山もそういうチームにしたいと思って指導してきました。

 山梨学院としては一回に2点を先行した後、早く追加点が欲しかった。いつでもいけるという雰囲気が一番危ないんです。チャンスを逃すと、甲子園はあっという間に時間が過ぎていく。気がつくと、「あれ、もう九回か」ということになりかねない。3季連続の甲子園でも、そういう悪循環にはまってしまうこともあるんです。(智弁和歌山・前監督)

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