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米騒動で中止の101年前の参加章、甲子園歴史館で展示

2019年8月13日10時37分

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 今年も熱戦が繰り広げられている全国高校野球選手権大会の舞台・阪神甲子園球場の甲子園歴史館に、米騒動のため全国大会が中止された101年前の参加章が展示されている。最後の大会での活躍を夢見ていた選手の孫が、祖父の思いを後世に残そうと寄贈した。

 中止になったのは、1918(大正7)年の第4回全国中等学校優勝野球大会(現・全国高校野球選手権大会)。寄贈された参加章は、このとき選手に配られたもの。縦4センチ、横3センチほどで、裏面に第4回大会の参加章であることや、「1918」と記されている。

 参加章を寄贈したのは、名古屋市の医師・加藤徹哉さん(54)。祖父の故・高茂さんが第3回大会で優勝した愛知一中(現・旭丘)の9番・左翼手で、第4回大会で全国出場を決めたときは4番・中堅手だった。

 第4回大会は、出場14校で8月14日から兵庫県西宮市の鳴尾球場で開かれる予定だった。各地の代表校は大会に向けて関西入りしていたが、米価暴騰に対してこの夏に富山県の漁村から全国に広まった米騒動を理由に開幕は延期され、16日に中止が告げられた。

 大会の中止が決まると、優勝旗は前年覇者の愛知一中が持ち帰った。同校の野球部史には「我軍の遺憾やる方なし」「大優勝旗は我手に委ねられたり。これ我唯一の慰安たり」。そして、翌年に再び全国に進むことを「重務なり」とつづっている。第5回大会で、同校は全国大会まで駒を進め、後輩が先輩に応えた。

 徹哉さんが7歳のときに高茂さんは亡くなったそうで、数年前に遺品の中から参加章を見つけた。「箱の中身を調べていると、これが一番古かった。第3回大会は優勝しているのに、そのときの参加章は見つからなかった。第4回大会のものがあったのは、それだけ思い入れがあったのでしょう。2年連続で全国優勝したい、中学最後の全国野球で活躍したいという思いもあって大切に保管していたと思う」と語った。

 祖父の思いと、戦争以外で中止になった唯一の全国大会の記録を伝えようと、参加章を甲子園歴史館に寄贈した。この参加章は今、第1回大会の参加章と並んで展示されている。「参加章は101年前のもの。大会も101回目ですし、みなさんに見てもらえれば」と徹哉さんは話している。(上山浩也)

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