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両親は熊工野球部OB 親元離れ、息子も後追い甲子園へ

2019年8月10日20時03分

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 熊本工の田中大翔(ひろと)君(3年)は両親とも熊工野球部の出身だ。自身は神戸市で育った。中学3年の夏、進学は、小さい頃から憧れた熊工か、地元の高校か悩んだ。でも、最後は両親が背中を押してくれた。2人から受け継いだ「熊工愛」を貫き、10日、甲子園で校歌を歌い上げた。

 この日の山梨学院戦。控えの内野手としてベンチ入りし、キャッチボールの相手などサポート役として動き回った。同点のまま迎えた延長十二回裏。「負けるはずはない」と仲間を信じていた。山口環生(たまき)君(3年)の打球はバックスクリーンへ。サヨナラ本塁打に思わず「よっしゃー!」と叫びながら、グラウンドに駆けだした。

 田中君の父、雅興(まさおき)さん(42)は俊足好打の外野手として、母の恵さん(42)はマネジャーとして、熊工は1994年から2年連続で春の選抜大会に出場。95年は初戦を突破した。雅興さんはドラフトでオリックスから5位指名を受け、拠点を神戸に移した。

 そんな両親の下、幼い頃から野球部時代の写真を見せてもらったり、試合の話を聞いたりして育った。両親が里帰りするときには、熊工の練習も見に行った。

 中学3年の夏、両親は自分が親元を離れることを不安がった。自身も悩んだ。結局、いったんは地元の高校に行くと決めた。

 恵さんはある日、田中君の部屋の机に置かれていた「熊工」と書かれたタオルに気づいた。「この子は熊工が大好きなんだなあ」と実感させられた。野球好きの家族の中で育った恵さんもまた、熊工の野球部員だった兄の背中を追ってマネジャーになった。意を決して、息子に言った。「自分の人生なんだから、自分で決めなさい」。田中君は「やっぱり、熊工に行きたいんだ」と答えた。

 いまは熊本の雅興さんの実家で暮らす。関西弁は抜けてきた。

 この日、スタンドで熊工タオルを首に巻いて声援を送った恵さん。OB、OGらと肩を組み、グラウンドに整列した息子たちと一緒に大きな声で校歌を歌った。「息子が甲子園の舞台にいることがうれしい。また勝って校歌を歌いたいな」

 田中君は試合後、両親が熊本に送り出してくれた日のことを思い出した。口数の少ない雅興さんが「熊工のほうが人間的に成長できると思うぞ」と言ってくれた。「両親が背中を押してくれたから、熊工の選手として甲子園の舞台に立てた。感謝の気持ちでいっぱい」(大木理恵子)

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