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立命館宇治支えて31年 「選手に感謝」部長の最後の夏

2019年8月13日11時03分

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 前身の宇治時代も含め31年間、立命館宇治を支えてきた人物がいる。2000年から部長を務め、今大会を最後に退任する石川順久(のぶひさ)教諭(60)だ。部長と一緒に、最後の夏を最高の夏にする。吉村仁(じん)主将ら3年生はそんな思いでいる。

 1994年に現校名になってから京都大会の決勝で6戦全敗。01年に準優勝して以降、石川さんは銀メダルを持ち帰らず、コーチらに渡してきた。優勝へのこだわりだった。練習時間の調整やホームページ更新を続け、「裏方」として支え続けている。

 7月の京都大会では、これまで決勝で敗れた相手のうち、東山(2回戦)、福知山成美(準々決勝)、龍谷大平安(準決勝)を次々に破り、頂点に立った。石川さんは、準決勝でリードして緊張が緩みかけると、ベンチから「気を抜くな」と大きな声を出してチームを引き締めた。

 決勝は「7度目の正直」になり、石川さんは豪快に泣いた。吉村君は「一緒に泣いてくれたり喜んでくれたりする先生に恩返しがしたかった」と振り返る。

 石川さんは高校時代、府立嵯峨野(右京区)の捕手として活躍。佛教大の1年生だったとき、母校の顧問が転勤。指導できる人がおらず、頼まれて「学生監督」になった。

 それから4年間、母校を率い、最終年の京都大会では3回戦で宇治に敗れた。公立で教壇に立った後、89年から宇治の教員になり、コーチになった。

 7日には、春夏合わせて6回目の甲子園で初勝利をあげた。「ここまで連れてきてくれた選手に感謝している。最後の夏、いけるところまで突き進みたい」と石川さん。次戦でも選手を支え、盛り上げていく。(高井里佳子)

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