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福島)家族と一緒に洗濯 「汗のにおい、なつかしい」

2019年8月10日03時00分

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 第101回全国高校野球選手権大会(日本高野連、朝日新聞社主催)に出場する聖光学院。1日に関西入りした後、選手の負担を減らそうと、家族たちが宿舎に駆けつけ、毎日洗濯を手伝っている。

 9日午後1時過ぎ。兵庫県尼崎市の球場での練習を終えた選手たちが、大阪市の宿舎の地下3階の洗濯場に下りてきた。手に持っている大きなポリ袋の中は、泥だらけの練習着や靴下、パンツなどでいっぱいだ。

 大きな水色の洗濯おけ七つに水を満杯にして待っていたのは選手の父母12人。「はーい、どんどんこっちに渡して」と呼びかけ、洗濯板で洗い始めた。練習が早く終わったこの日は、選手たちも手伝う。おけの水はあっという間に真っ黒になった。

 黒土が付いた練習着は、洗濯機で洗っても落ちない。洗濯板やたわしで手洗いし、洗濯機で脱水。その後近くのコインランドリーで乾燥機にかける。夜のうちに、真っ白になった練習着が選手たちのもとに届けられるという。

 聖光学院には親元を離れて寮で暮らす選手が多く、家族に練習着を洗ってもらうのは、久しぶりだ。

 三塁手の小室智希君(3年)もその一人。東京都から駆けつけた母・幸代さん(51)は、「洗ってあげられるのは幸せなこと」と話す。中学卒業後親元を離れた小室君。高校に入学してから約2週間後、幸代さんに「今まで毎日洗濯してくれてありがとう」とメールを送ったという。

 「寮で自分で洗うようになって、ありがたみが分かったんですかね。手にあかぎれが出来て、ボールを持つのも痛かったみたい」と幸代さん。「汗のにおいはほんと臭いけど、家にいた頃を思い出して懐かしいのよねえ」とうれしそうに話した。(小手川太朗)

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