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先輩は大谷翔平、毎晩見て真似た 最速136キロだけど

2019年8月9日15時14分

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 (9日、高校野球 鳴門10―4花巻東)

■花巻東・野中大輔投手

 178センチ、73キロのすらりとした体格に長い手足、少し猫背だ。憧れは高校の先輩・大谷翔平さん。投球フォームをまねた。腕を振り下ろす時に腰を回転させ、体全体で投げるよう意識する。でも最速は136キロ。制球の方が自信がある。

 7年前の岩手大会決勝で、翔平さんを目の当たりにした。一塁側寄りの内野席からよく見えた。何度か父が話しかけてきたが、伸びのある直球に釘付けになった。甲子園への近道と考えて花巻東へ進んだ。「投手として成長できそう」だから、中学1年でやめた投手にも再挑戦した。

 だが、2年夏まではベンチにも入れなかった。最速も125キロどまり。フォームが安定せず、苦闘した。ソフトバンクの千賀滉大や横浜高時代の松坂大輔(中日)の映像を見たが、ピンと来ない。そこで、日本ハム時代の翔平さんを見てまねたら、しっくりきた。この5月までの4カ月間、毎晩ベッドの上でスローモーションの映像を見てイメージし、翌日に鏡の前でシャドーピッチングした。体幹も鍛えて制球力がついた。次第に「翔平さんに似ている」と言われるようになった。

 九回にマウンドへ上がった。岩手大会は出番がなく、これが今夏初の公式戦だった。1失点で最速も135キロ。試合後、ふがいなさから涙が止まらなかった。

 大学でも野球を続ける。「球威が足りない。直球で空振りが取りたい」。目標は145キロ。もちろん、フォームは絶対変えない。(大坂尚子)

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