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習志野、今夏も響く「美爆音」 太鼓は2つに減ったけど

2019年8月10日14時17分

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 (9日、高校野球 習志野5―4沖縄尚学)

 1点が遠く、敗退寸前まで追いつめられた九回表、炎天下の一塁側アルプス席では、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)を揺さぶる「美爆音」が、ひときわ高く鳴り響いた。

 習志野吹奏楽部員が約40曲のレパートリーから選んだのは習志野応援の代名詞「レッツゴー習志野」。約170人の部員の思いを乗せた演奏が、選手たちを鼓舞。感極まって泣きながら演奏する部員もいた。

 思いは届き、1死一、三塁で同点の適時打を呼び込む。十回、1点を勝ち越し、からくも勝利。170人を手際よく指揮した酒井悠歌(はるか)部長(3年)は「逆転を信じて応援した。思いが届いていたのかな、と実感した試合だった」とうれしそうに話した。

 今や高校野球の名物となった美爆音。レッツゴー習志野を作曲した根津嘉弘さん(61)も船橋市から駆けつけ、部員と一緒にラッパを吹いた。「こんなに有名になってうれしいね。長く演奏してくれたおかげ」

 今は総勢200人の習志野吹奏楽部だが、根津さんが作曲した40年ほど前の部員は30人ほど。球場では相手校のブラスバンドに圧倒されていた。吹奏楽のコンクールで習志野が活躍したのをきっかけに部員の数が徐々に増え、音に力強さが加わるようになった。

 2011年の甲子園出場ごろから美爆音と呼ばれ始め、今春の選抜大会では準優勝した野球部と並び、吹奏楽部も有名になった。今夏から「THE ALFEE」の曲を応援曲に選んだところ、それを知ったメンバーが感謝の思いで、この日、飲み物の差し入れをしてくれたこともあった。

 選抜大会では音の大きさに近隣住民から苦情もあり、今大会は太鼓の数を二つに減らしている。一方で試合そっちのけでスマホをかざして撮影する、美爆音目当ての観客も多い。吹奏楽部顧問の海老沢博教諭(40)は「いい音で仲間を力づけたいという思いだけです」と話していた。(古賀大己)

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