スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

茨城)3度目の甲子園、霞ケ浦の戦い振り返って

2019年8月9日03時00分

シェア

 茨城大会を守り勝ち、4年ぶりの甲子園出場を果たした霞ケ浦は、大阪の強豪・履正社に力負けし、初勝利はならなかった。春夏通じて3度目の甲子園に挑んだ霞ケ浦の戦いぶりを振り返る。

 試合は茨城大会4試合で3失点のエース、鈴木寛人君(3年)が先頭打者本塁打を浴びるところから始まった。ただ、前夜のミーティングで高橋祐二監督は、相手打線について「当たれば飛ぶのは仕方ない。攻めの投球で、たとえ先頭打者に本塁打を打たれても笑ってほしい」と呼びかけていた。鈴木君は初回のアウトを全て三振で奪い、状態は悪くないように見えた。

 勝敗を分けたのは二回の守備の乱れだ。先頭に安打を許しながらも2死二塁までこぎ着けた。だが、遊ゴロを一塁手が捕球できず、3点目を献上。暴投も絡んで4点目を許した。

 「あそこをゼロで抑えていれば流れは変わった」と高橋監督。立ち直るきっかけをつかめなかった鈴木君は三回、これ以上失点できないという力みからか球が高めに浮き、3本目の本塁打を浴びたところで降板した。

 霞ケ浦にとって、追いかける展開はこの夏初めて。打線は再三好機をつくったが攻めきれず、六回にようやく「コツコツ打線」がつながり、3連打で4点を返す意地を見せた。

 本塁打を放った天野海斗君(3年)は、独特の雰囲気にのまれ、チームが浮足立っていると感じていた。「甲子園で普段通りの戦いをするには、(13年連続出場の)聖光学院のように何度も甲子園を経験しなくては」と振り返った。

 調整も難しかった。午前8時開始のため、試合前数日間は午後9時就寝、午前4時に起床を繰り返し、昼寝なども採り入れたが高橋監督は「逆にバランスを崩してしまったかもしれない」と反省を口にした。

 県代表は、夏の甲子園は3年連続で初戦敗退。常総学院以外の県代表は2006年以降、夏の甲子園で1勝もできていない。大舞台で普段通りに戦うことの難しさと甲子園1勝の重みを感じた夏だった。(佐々木凌)

話題の記事

スポーツブルアプリアイコン