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高松商エース支える専属コーチ「頼まれたことは何でも」

2019年8月9日14時30分

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 第101回全国高校野球選手権大会に出場する高松商に、マネジャー1人と背番号のない3年生部員7人が同行している。大会第4日(9日)第4試合の鶴岡東(山形)戦を控え、選手18人とともに宿舎に泊まりながら、練習や準備のサポートにあたっている。

 7人のうち4人が投手だ。左腕の登島(としま)玄貴(はるき)君は、鶴岡東のエースが左ということもあり、練習で打撃投手を多く務める。

 入部当時、投手は同じ学年に10人ほどいた。だが、今は3年生エースの香川卓摩君らが1年から活躍するのを見て、周りは野手に転向。投手を続けたのは、負けず嫌いの性分からだ。

 「自分も香川のようになれるはず」。そう信じ、冬は毎週500球近くを投げ込んだ。ついたあだ名は「鉄腕」。気づけば300球を超える日もあった。

 最後の夏はベンチ入りを逃し、落ち込んだが、気持ちを切り替えた。練習では仲間のくせを見極め、「嫌な投球」をしようと心がけている。「自分の投球で勝利に貢献できたら」

 佐野功鷹(こうよう)君も左腕。香川大会前の練習試合で大敗し、長尾健司監督から「サポートにまわってくれないか」と告げられた。仕方がないとは分かっていたが、悔しかった。「チームのために働こう」と自分に言い聞かせた。

 任されたのは香川君の専属コーチ。当時、腰を痛めていた。体幹トレーニングの相手をしたり、一緒に走ったりと「頼まれたことは何でもやった」。

 香川大会の前、LINE(ライン)のメッセージが香川君から送られてきた。「今まで文句一つ言わずサポートしてくれて、本当にありがとう」。香川君は体幹トレーニングの効果もあって、春より球速を上げ、大会で好投した。佐野君は「最後までサポートしたい。卓摩の力になれれば」と話す。

 飛倉(ひぐら)爽汰(そうた)主将は「ベンチ外の仲間の分まで全力でがんばりたい」。選手たちは7日の練習でも、打撃投手への感謝の言葉を忘れなかった。(木下広大)

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