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鹿児島)神村学園、悲願の甲子園1勝 「九州対決」制す

2019年8月7日03時00分

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 神村学園は開幕日の6日、佐賀北(佐賀)と対戦し、7―2で初戦を飾った。序盤で中軸が3連続長打を放つなど集中打を浴びせて突き放し、無失策と攻守がかみ合った。日程が順調に進めば、12日(第7日目)で高岡商(富山)と戦う。

 ■1勝では終われない 神村学園・田中瞬太朗選手

 神村学園が初戦を飾った。昨夏、鹿児島大会初戦負けから「甲子園で勝つ」という合言葉を力につかんだ大舞台。「すごいところ」「歓声に体がしびれた」。選手たちが憧れの黒土の上を躍動した。

 「熱い」。主戦、田中瞬太朗君(2年)は何度もイメージして登った甲子園のマウンドでそう感じた。風がなく足元から蒸し上がる熱気。打席からバックネットまでが県大会の球場より大きく、広い。

 1プレーごとに波のようにわき起こる歓声に、体がしびれる感じがした。試合に集中し、捕手で主将の松尾将太君(3年)を見るうち、打者が近く見えた。

 この日の制球が乱れたことを後悔しつつ「『甲子園で勝つ』という言葉は勝ち上がるという意味。1勝を積み重ねてこそ、意味がある」と語った。

 二回裏、適時二塁打を放った桑原秀侍君(2年)は一塁ベースを蹴って二塁へ駆け出した時、大歓声が聞こえた。初めての経験だったという。

 九回表、内野ゴロからのウィニングボールが一塁手の田本涼君(3年)のグラブに収まった。「ボールをつかんだとき、立ち上がって喜ぶ三塁側の神村スタンドが見えた。そこで1勝の実感が湧いた」

 小さい頃から憧れた甲子園の土について「意外にやわらかかった」という。

 試合では終始大歓声に圧倒された。守備位置は佐賀北の応援団のそば。「プレッシャーも感じた。一球一球スタンドが湧いて、すごいところだった。鹿児島大会とは全然違った」

 昨夏、鹿児島大会の初戦で先輩たちが敗れるシーンを仲間とスタンドから見た。「負けるはずがないと思っていた試合で負け、勝負の怖さを知った。だからこそ甲子園で勝てたことはチームの自信につながる」

 勝者だけが許される校歌斉唱。試合後、松尾主将は「校歌を歌ったとき、どう思った」と問われ、少し間を置いて、こんな言葉をかえした。

 「本当にうれしい。でも、まだ昨夏の悔しさは晴らせていない。1勝では終われないです」(合田純奈)

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