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福島)無欲に挑む 聖光学院と海星の監督が対談

2019年8月12日03時00分

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 第101回全国高校野球選手権大会(日本高野連、朝日新聞社主催)で、聖光学院は12日、長崎代表の海星と対戦する。初戦を前に聖光学院の斎藤智也監督と海星の加藤慶二監督に相手チームの印象や狙う試合展開などを聞いた。

 ――相手チームの印象は?

 斎藤監督 ぴしっとした野球をやるイメージ。好投手を擁していて、打線も粘り強い。長崎大会は注目カードを大勝で打ち勝っているし、そうかと思いきや、準決勝はロースコアの試合で、我慢強い試合もものにしている。大小兼ね合わせたチームだなという印象。

 加藤監督 常勝チーム。選手ももちろんだが、監督力が優れたチーム。監督の違いが一番あるなと感じる。

――相手で警戒する選手は

 斎藤監督 松尾悠選手。1人だけ5盗塁と突出している。よほど走塁のセンスがあるのが、数字だけでも分かる。彼の出塁をいかに抑えるかということが鍵になる。投手は同じ右でも、タイプの違う投手がそろっている。江越投手は、最速145キロだと聞いているが、甲子園だとアドレナリンが出ておそらく、150キロ近くまでスピード上がってくるんだろうなと思っている。うちのチームが打線は強打って特徴があるわけではないし。貧打なので、試合までにちょっとその辺の変化球とかスピード対応力上げていかないと、完全に抑え込まれるだろうなという不安はある。

 加藤監督 うちにとって一番苦手な左投手のエース(須藤投手)。マークしても攻略は厳しいのかなと思う。

――どんな試合展開を予想するか

 斎藤監督 うちの打線を考えると大勝もないし。大敗はあるかもしれないが。つないで行くしかない。ということを考えるとロースコア的なゲームを作るしかないだろうと。打ち合いには対抗できない。3対2とか4対3とかそういう試合をものにしたい。福島大会の決勝戦のようなイメージ。そんな感じで腹をくくって試合に臨むしかないなと思う。

 加藤監督 (斎藤)監督が言われたロースコアのゲームというのが、うちが一番やりたくないゲーム。うちの選手は甲子園を知らないので、崩れた場合には差がどんどん開いていくのかなと思う。聖光学院の得意なパターンなので。うちは守り合いっていうのはどちらかというと弱い。投手陣含めて。できれば試合を、言葉は悪いが、ぐちゃぐちゃに荒らしたい。

――自分のチームのキーマンは

 斎藤監督 うちはやっぱり小室。切り込み隊長なので。チームに勢いをつけて、福島大会も勝ち上がることができた。あとは一見頼りない投手陣。力で抑える投手は1人もいないので、打者のタイミングをいかに外すかということ。投手が我慢してくれないことにはゲーム案が崩れてしまう。丁寧に打者を打ち取って欲しいなと。当然福島大会同様、守備の我慢が鍵になってくると思う。

 加藤監督 継投になると思うが、不安に感じる投手陣をリードする捕手の太田かなと思う。打たれるのを恐れる捕手なので、そこを恐れない、攻め込んでいくような配球に期待したい。

――最後に意気込みを

 斎藤監督 歴代でも今年は下から数えた方が早い、力がないチーム。開き直って福島大会を戦った結果、ここまでようやくたどり着いた。変なものを背負って勝たなきゃいけないっていうよりも、負けをいっぱい経験し、そこからはい上がってきたチーム。粘り強さとかチャレンジャー精神とか泥臭さとか。それをやってくれれば、いつ負けてもいいぞって県大会も言ってきた。試合は苦しいと思うが、それを越えて存分に楽しんでもらうっていうところまで精神的に出来上がってくればいい。とにかく無欲に挑みたいなと思う。

 加藤監督 うちのやるべきことをやるというのは鉄則。聖光学院はビッグネーム。楽にぶつかっていけるのかなと思う。選手がどう感じるかは分からないが、僕的にはぶつかっていける。楽な精神状況でいけるのかなと思う。(聞き手・小手川太朗)

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