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佐賀)佐賀北「がばい旋風」ならず、神村学園に敗れる

2019年8月7日03時00分

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 5年ぶり5回目の出場となった佐賀北は6日、神村学園(鹿児島)と対戦した。開幕日の第2試合で、多くの観客が見守るなか、「がばい旋風」を巻き起こし優勝した2007年以来の初戦突破を狙ったが、2―7で敗れた。

 ■父と二人三脚で夢叶えた 宮崎翔大選手と父・靖博さん

 5点差の五回。1死二、三塁の好機で9番の宮崎翔大(しょうた)君(3年)が打席に立った。

 昨夏の佐賀大会では4番を任された打者。しかし春の大会で守備のミスや凡打が重なる不調に陥り、今夏の佐賀大会での背番号は、控えとなる12番だった。

 大会では初戦に代打で2点適時打。最初から試合に出るようにもなり、結局、16打数でチーム最多の9安打。5打点は2番目という大活躍だった。背番号は5に変わった。

 ここまで来るには、父・靖博さん(50)の支えがあった。靖博さんも元球児。宮崎君が佐賀北に入学したときには「ボールをしっかり見られていない」と、自宅の小屋で親子のトスバッティングが始まった。音が近所迷惑にならないよう、バドミントンのシャトルを使い、遠征の日を除いて毎晩取り組んだ。

 自宅がある鹿島市から佐賀市の学校まで電車通学。帰宅して風呂や食事を済ませると午後10時近くになることもあったが、恐る恐る寝ている父を起こすと、文句も言わず練習に付き合ってくれた。

 控えになっても、靖博さんは「私も現役時代は夏の大会でレギュラーを外された。悔しさは痛いほど分かった」。そして「シャトルを打つ音が大きくなりスイングの速度が上がっていた。絶対にレギュラーになる」と信じていた。

 宮崎君が甲子園に出発した朝、LINEに靖博さんからメッセージが届いた。「父さんの夢でもあった甲子園!! 叶(かな)えてくれてありがとー」「名前のとおり大きく翔(はば)たいてこい!!」

 好機の打席、変化球を打ち返した。1点を返す犠飛。シャトルより打ちやすく感じ、練習の成果を実感した。だが「お父さんのためにヒットを打とうと思ったが、打てなかった」。靖博さんは「思い切りやっていた。よく頑張った」とねぎらった。(松岡大将、中沢絢乃)

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