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習志野の記録員は「チームのつなぎ役」 全力でサポート

2019年8月9日08時16分

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 第101回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催)に出場する習志野は9日、第3試合(午後1時開始予定)で、沖縄尚学(沖縄)との初戦に挑む。チームには躍進を支えてきた記録員がいる。3年の小杉秀次朗君だ。

 「ナイスキャッチ!」「そこしっかり」。8日、兵庫県伊丹市のグラウンド。選手たちが練習する中、小杉君が声を張り上げた。

 小学1年の時、中学3年の兄にあこがれて野球を始めた。ポジションは投手。「甲子園に行きたい」と習志野に進学した。打撃投手をしたり、自主練をしたりすると、帰宅が深夜になることも。練習は厳しかったが「充実していた」。

 歓声の中で、同じ学年の仲間が先輩と試合に出ているのを見ると、うらやましかった。「あいつら、すげえな」。追いつきたい一心で、練習に打ち込んできた。

 2年の時、徐々に記録員を任されることが多くなった。そして新チームになって初めての試合。メンバー発表で記録員になった。習志野では1年間、記録員を務めるのが慣例。チームに必要とされてうれしい一方、選手として続けられなくて悔しかった。

 それでも「必要とされている場所で全力を尽くそう」。自分より技術のある同学年や下級生の選手に、厳しい声をかけるのは気が引けたが、「劣等感ばかりでは意味がない」と奮起。先発、控え、ベンチ外……それぞれの立場に関係なく、アドバイスしたり、鼓舞したりする声をかけた。

 昨秋、ベンチ入りメンバーだけがダッシュをする時、グラウンドを出ようとしたら言われた。「お前も来いよ」。仲間に認められた気がして笑みがこぼれた。

 今夏、千葉大会を制した時は主将の次に胴上げされた。主に三塁コーチを務める佐々木駿太君(3年)は「チームのつなぎ役で、みんな感謝している。1試合でも多く勝ちたい」。

 小杉君は「春に続いて、甲子園に戻って来られた。ベンチに入れない人の分も声を出し、チームを盛り上げていきたい」。ベンチで選手と一緒に全力で戦うつもりだ。(小木雄太)

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