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神奈川)開会式リハ 客席から見つめた3年生の思いとは

2019年8月6日03時00分

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 第101回全国高校野球選手権大会(日本高野連、朝日新聞社主催)の開会式を翌日に控えた5日、阪神甲子園球場(兵庫県)でリハーサルがあった。東海大相模の選手たちも入場行進を練習し、チームに同行するメンバー外の3年生11人がスタンドから見守った。

 中学時代のチームの先輩・小笠原慎之介選手(現中日)が2015年に日本一になった姿に憧れて入学した小関一輝君も、スタンドにいた一人。1年生の時からベンチ入りしたが、春の関東大会でメンバーを外れ、必死に練習を重ねた。

 神奈川大会の背番号が発表されたのは、開幕の2日前。小関君の番号はなく、悔しさが募った。「気持ちを押し殺して、日本一になるサポートをしよう」。主将の井上恵輔選手(3年)は、メンバー外になった3年生全員を集め、「お前らがいないと勝てない。全員一つになってやっていこう」と呼びかけた。

 神奈川大会では、そうした「一体感」が発揮されたと感じる。「打線も投手もつながっていた。誰かの調子が悪くても怖いことがないのが相模の強さ」。その一体感には、メンバー外の部員の存在も欠かせない。そばで見ているからこそわかる悪い部分を、甘えを許さず指摘することを大切にしている。

 大阪入りしてからは、練習用具を運び、打撃投手や球出し、シートノックでの守備を担当。夜も洗濯班とデータ班に分かれ、選手たちの就寝以降も作業する。リハーサル当日は午前5時半に起きたこともあり、スタンドでウトウトする部員もいるほど、全力でサポートを続けている。

 3年生の中には、学校に残って下級生を支える部員もいる。井上選手は「(メンバー外になった部員の)気持ちが崩れてしまっていたら勝てなかった。気持ちが通じ合えてよかった」。何人もの思いを背負い、6日の開会式に臨む。(木下こゆる)

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