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日本文理、背番号ない3年生 メンバーより動きまわる夏

2019年8月3日14時36分

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 6日開幕の夏の甲子園大会に出場する日本文理(新潟)には、自ら選んだ「選手のサポート役」として最後の夏を過ごす3年生がいる。試合には出られないが、細かな気配りで支えるチームに不可欠な存在だ。

 細川和哉君。守備練習の球を打ったり、打撃練習の投手役を担ったりして、いつもグラウンドを奔走している。甲子園でベンチ入りする18人の選手以外に現地で帯同している13人のサポート部員の1人だ。

 入部以来、公式戦に出場できる選手の証しである背番号をつけた経験がない。内野手だが、最上級生となった昨秋にもベンチ入りメンバーに選ばれず、実力差を感じた。そこで腐らず、「やれることはやった。皆とは違うことをやって甲子園を目指す」と切り替えて選んだのが、レギュラー部員のサポート役だ。

 部員104人のうち3年生は21人で、13人が甲子園のベンチに入る。ただ細川君は、関西入りしてからも彼ら13人より動き回っている。2日の練習後は、練習に使った球場の職員に「何かやることがあれば」と申し出て、グラウンドに水をまいた。移動のバス内でも「体調、大丈夫?」と選手を気遣う。

 「細川がいないと、きつい」と長坂陽主将(3年)はいう。「見える所でも見えない所でも、いつもチームのために動いている。こいつすごい、って思う」

 その細川君は、1日に甲子園球場のグラウンドに立った。出場チームに20分間割り当てられた「甲子園練習」で、打撃練習の守備役としてグラブを手に内野で構えた。「気持ちよかった」と言いながら、心を持ち場に切り替えた。「この30人が元気で、1日でも長くいられるようにサポートしたい」

 3日、いよいよ初戦の相手が決まる。(中村建太)

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