茨城)「校歌を歌えるように」 霞ケ浦、甲子園へ壮行会
茨城大会を制し、全国高校野球選手権大会に出場する霞ケ浦の壮行会が30日、同校であった。全校生徒約1500人を前に、芳賀太陽主将(3年)は「みなさんと一緒に校歌を歌えるよう、後悔のないように全力で戦うので、応援よろしくお願いします」と呼びかけた。
体育館に茨城大会決勝の映像が流れた後、選手らが優勝旗を手にした芳賀主将を先頭に拍手に包まれながら入場した。下田陽一郎校長が「相手がどこであろうと、最後の最後まで勝利を信じて私たちは応援します」。生徒会長の沼田優真さん(3年)は「甲子園に連れていってくれてありがとう。自信をもってプレーしてきてください」と激励した。
壮行会後、選手らはノックや打撃練習など軽めの調整。天野海斗選手(3年)は「多くの方から祝福を受け、いよいよ甲子園という実感がわいた。学校の代表、茨城の代表として恥じないプレーをしたい」と意気込んでいた。(佐々木凌)