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明石商、結束強めて逆転劇 主将決めた9回逆転スクイズ

2019年7月30日12時00分

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 驚異的な粘りを見せた明石商が、161チームの頂点に立った。ほっともっとフィールド神戸で29日にあった兵庫大会の決勝で神戸国際大付を破り、2年連続2回目の夏の甲子園出場を決めた。全国選手権大会は、組み合わせ抽選会が8月3日にあり、同6日に西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。

 ■決勝スクイズ 仲間と聖地へ明石商・重宮涼主将

 1点をリードされたまま迎えた九回。攻撃に入る前、ベンチ前で明石商の狭間善徳監督(55)と選手たちが円陣を組んだ。「あきらめるな。何が起こるかわからんからな」。狭間監督がそう呼びかけた。

 四死球や守備の乱れで無死満塁とし、水上桂(3年)が右前適時打を放ち、同点に追いついた。なおも無死満塁で、主将の重宮涼(同)に打順が回った。「回ってこいと思っていた。冷静に打席へ入れた」

 待っていたスクイズのサインが出ると、3球目の真ん中高めの直球をうまく当て、一塁側に転がした。三塁から中森俊介(2年)が生還し、それが決勝点になった。「2年半、必死でここまでやってきた。絶対、負けられるかと思った」。先発して好投していた中森をなんとか援護したかった。

 スクイズを決めた後、中森に声をかけた。「あとはまかせた」。その中森は九回裏に満塁のピンチを招いたが、最後の打者の飛球を自身のグラブに収め、ゲームセット。三塁を守る重宮はマウンド周辺で仲間たちと抱き合い、腕を伸ばし、人さし指を空に向かって突き上げた。

 苦しい試合でチームを救ってきた。準々決勝の姫路南戦では、五回までに4点をリードされた。「負けるかも」という思いが頭をよぎった。だがチームは六回に2点を返し、七回には重宮が、決勝打となる逆転の3点適時二塁打を放った。

 直後にスタンドを見た。試合に出られない仲間たちの応援の力の大きさに気づいた。「みんながいなかったらここまで来られなかった」。この試合を機に選手たちに危機感が生まれてチームワークが強まり、臨んだ決勝でも逆転劇を演じた。「目標は日本一。ぎりぎりの戦いになると思うけど粘り強い野球をしたい」=敬称略(武田遼、松永和彦)

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