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香川)上位勢、光った投手力 熱戦を振り返る

2019年7月30日03時00分 朝日新聞デジタル

 第101回全国高校野球選手権香川大会は、高松商が23年ぶりの優勝を決めて幕を閉じた。出場38校の11日間の熱戦を顧みる。

 第1シードの高松商は、春の選抜大会初戦を完封したエース香川卓摩君(3年)の起用がカギだった。2、3回戦は控え投手の中塚公晴君(同)、松田光稀(こうき)君(2年)が無失点に抑えてコールド勝ち。香川君を準々決勝まで温存できた。

 打線は、岸本将翔(まさと)君(3年)や浅野怜(れん)君(同)らが引っ張り、今大会から先発メンバー入りした安部祐慧(ちさと)君(同)も本塁打やサヨナラ打を放つ活躍を見せた。

 四国学院大香川西、尽誠学園、藤井を加えたシード4校のうち、藤井をのぞく3校がベスト8に入った。波乱は比較的少なかったが、戦績以上に各校の高い実力が目立った。

 観音寺一は準々決勝で高松商とぶつかり、エース香川君の球を何度もとらえる接戦を展開。10年ぶりに準決勝に進んだ高松工芸も一時は高松商に5点差をつけ、登板予定のなかった香川君を引っ張り出した。

 ノーシードで勝ち上がってきたチームは、どれも投手力があった。本格派右腕、英明の黒河竜司君(3年)は、決勝で高松商の香川君と互角に投げ合った。3回戦で英明に敗れた志度の開(ひらき)貴斗君(同)は、粘りある投球で四回まで無失点。延長戦に持ち込み、英明を苦しめた。

 大手前高松は、キレのある変化球が武器の吉田啓人君(同)や、140キロ超を投げる内田悠太君(2年)らが力投。2回戦では3投手の継投で大会初のタイブレークをものにし、8強まで進んだ。

 昨秋と今春に他校との連合で参加した少人数のチームも、好ゲームを演じた。春に連合を組んだ善通寺一と飯山の盟友対決は、延長十二回までもつれ、善通寺一がサヨナラで制した。

 3年生が1人だけだった琴平も、準優勝の英明を3点に抑える健闘。互いに10年以上、初戦を突破できていなかった石田と高専詫間の対戦は、1点を争う接戦の末に石田が14年ぶりの勝利を手にした。

 今大会は雨が続き、何度も試合が延期になった。試合の間隔を少しでも空けようと、主催者は午後からの試合を数多く設定。特に高松中央や志度は何度も日程が変わったが、その度に調整し、好試合を見せた。

 高松商は春夏連続の甲子園出場となる。38校の頂点に立つ県代表として活躍に注目したい。(木下広大)

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