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常に狙う次の1点 東海大相模の攻撃野球、決勝で炸裂

2019年7月29日09時54分

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 第101回全国高校野球選手権神奈川大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)は28日、横浜スタジアムで決勝戦があり、東海大相模が日大藤沢を24―1で破り、4年ぶり11回目の優勝を果たした。同校は8月6日から阪神甲子園球場(兵庫県)で行われる全国大会に出場する。

 ■ひたむきに「1点」

 「アグレッシブ・ベースボール」。故・原貢監督時代から脈々と受け継がれる東海大相模の野球を、思う存分発揮した。

 三、四回で計4本の本塁打を放ち計13点を挙げる。この時点で14点差。「野球は何が起こるかわからない。常に次の1点を取りに行く」。選手たちの胸には共通する思いがあった。

 五回、その「1点」を取りに行く。1死から鵜沼魁斗選手(2年)が打席に入る。ここまで2打席目に二塁打、3打席目に「打った瞬間に手応えを感じた」本塁打。「(相手の)サードが(警戒して)後ろに下がっている」。冷静に状況をつかむと、バットを寝かせて初球を転がし、出塁する。

 「相模の野球はうまさより強さ。取れるときに取りに行く」と鵜沼選手。全7試合で13安打12打点を挙げたが、打撃以上に意識を傾けたのが走塁だ。塁の回り方や強いスライディングの練習を重ね、何としても出塁するという思いを強く持ってきた。

 その思いを、続く3年生たちが生かす。本間巧真選手(3年)がバントヒットで出塁、鵜沼選手が三塁へ進むと、すかさず井上恵輔選手(同)が犠飛で返す。スコアボード上では見過ごされがちな「1点」でも、「相模らしさ」がこもった1点だった。

 次の1点を追い求め、この日積み重ねた得点は24。1976年に東海大相模が向上を相手に記録した神奈川大会決勝の最多得点19点を大きく更新した。それでも、「時代が変わっても相模が貫いていくことに変わりはない」と門馬敬治監督。甲子園ではどんな「1点」を見せてくれるだろうか。(木下こゆる)

 ■救援 ここぞの集中力 紫藤投手

 九回表の攻撃が終わると「最後は任せた」と東海大相模の紫藤(しどう)大輝選手(3年)は門馬敬治監督からマウンドを任された。前夜は試合が楽しみで目がさえ、あまり眠れなかった。「登板したいなと思っていた。任せてもらえてうれしかった」。代打に入った日大藤沢の選手を空振り三振、遊ゴロ、投ゴロと3人で抑えて試合を終えた。

 今大会では、継投で3試合に登板。計8回を投げ、被安打0奪三振7と勝利に貢献した。「ここ一番という苦しい場面を乗り切る」と門馬監督は紫藤選手を起用してきた。エース背番号「1」は遠藤成(じょう)選手(同)だが、結果で示してきた。「普段はあまり集中力はないけど、ピンチの場面ほど不思議と集中力が増します」とはにかむ。

 紫藤選手は「今日が日本一に向けたスタートの日。日本一を勝ち取るまでは『感謝』という言葉は胸に秘めておきます」(林知聡)

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