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ノーゲームで分かれた明暗「試練乗り越えられなかった」

2019年7月27日12時58分

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 高校野球愛知大会15日目の26日は、小牧市民球場で至学館―豊川の準々決勝1試合があった。前日に降雨ノーゲームとなったシード校同士の対戦は至学館が競り勝ち、2年連続のベスト4進出を決めた。準決勝は中京大中京―誉、桜丘―至学館の顔合わせとなり、大会16日目の28日に岡崎市民球場で2試合が行われる。決勝は29日の予定。

 ■「試練、乗り越えられなかった」 豊川・執頭剛琉主将

 4点を追う七回。豊川の執頭剛琉(しゅとうたける)主将(3年)は打席に入る前、手袋に縫われた「71代目主将」の文字を見た。昨夏の大会後、前主将から託されたものだ。「昨年と同じ悔しい思いをしたくない。打席をつないで逆転する」。内角高めの直球を振り抜き、2点を返す二塁打となった。

 豊川は昨夏、東愛知大会の「優勝候補」と言われながらも準決勝で敗退。執頭主将も試合に出場したが、勝ち上がるにつれて打てなくなった。観客の多さに硬くなったといい、「未熟さをつきつけられた」。

 新チームの目標は「今年こそ甲子園」。持ち味は強打力。選手は通常より300グラム重い金属バットを振り込んだ。執頭主将は毎日500回スイングを続けた。

 シード権を得て臨んだ今大会、チームは攻撃力を生かして勝ち進んできた。25日の準々決勝は攻守がかみあい、4―0で至学館をリード。だが六回表が終わった後、小牧市民球場が局地的な雨に襲われ、試合が中断。そのまま降雨ノーゲームとなった。

 仕切り直しの一戦となったこの日、「切り替えてやろう」と臨んだが、序盤に失策が三つ続いた。遊撃手の執頭主将も、三回に正面にきた球を後ろにそらしてしまった。「大事にとりにいこうとして足がとまってしまった」。安打数11は、至学館の9安打を上回った。だが好機に一打が出ず、3―5で敗れて2年連続の4強進出はならなかった。

 ノーゲームで分かれた明暗。今井陽一監督は「昨日は完璧な試合運びだったので、子どもたちは悔いが残るかもしれない」と気遣った。執頭主将は雨で再試合になったことについて「野球の神様が与えてくれた試練を乗り越えられなかった」と肩を落とし、声をつまらせた。

 「野球は本当に難しい……」(村上友里)

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