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新潟)日本文理、抜群の安定感 77チーム熱戦振り返る

2019年7月26日03時00分

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 第101回全国高校野球選手権新潟大会は、日本文理が2年ぶり10回目の優勝を飾り、閉幕した。77チーム85校の熱戦を振り返る。

 昨年4強の新発田、新潟産大付、十日町が4回戦までに敗退。さらに昨年優勝の中越が準々決勝で負けるなど勢力図は1年で一変した。そんな中、抜群の安定感を見せつけたのが、昨秋から県内公式戦無敗の第1シード、日本文理だった。

 武器は切れ目の少ない打線だ。全試合で2桁安打を記録し、チーム打率は4割1分3厘。全78安打のうち長打は22本だが、単打に犠打や走塁を効果的に絡めた攻撃で、着実に得点を重ねた。6試合で失策3の守備も堅い。エース南隼人(3年)らの継投で56奪三振、わずか7失点に抑えた。3試合でコールド勝ちと相手を圧倒し、4回戦で敗れた昨年の雪辱を果たした。

 初の決勝進出を果たした東京学館新潟は、特筆すべき粘り強さを見せた。準々決勝の中越戦は、三回に2失点しながらすぐに追いつき、中盤に突き放した。決勝も、点差こそ六回で9点差と開いたが、相手投手が交代した七回と八回に計3得点と反撃してみせた。コールド勝ちはなく強烈な攻撃力こそなかったが、持ち味の粘りを発揮した。

 公立校の躍進も目立った。4強のうち2校が県立の古豪。ノーシードから勝ち上がった新潟は、個々の実力は決して飛び抜けてはいなかったが、小技を絡めた攻撃で67年ぶりの決勝進出まで、あと一歩だった。

 糸魚川はエース渡辺勝誠(3年)の好投でリズムを作り、快進撃を続けた。少ない好機をものにする戦いぶりが身上で、2―1で競り勝った準々決勝は、このチームらしい試合だった。

 新潟明訓も復活の兆しを見せた。甲子園8回出場の強豪ながら、昨年は公式戦0勝。新監督を迎えて徐々に調子を上げ、3年ぶりに8強進出。敗れた準々決勝を除く3試合でいずれも逆転勝利を収め、ここ一番での集中力がさえていた。

 連合チームは五つ。連合チーム同士の対戦を除き、いずれも初戦敗退だった。日本高野連によると、県内の硬式野球部員は過去10年で2割減。単独出場が厳しいチームは少なくなく、県内の高校野球界は新たな時代に直面している。

 そんな中、単独出場した羽茂は、登録選手11人のうち2人がそれぞれバスケットボール部と陸上部の掛け持ちで、マネジャーはテニス部員だった。複数競技を楽しむ高校生がもっと一般化すれば、高校野球の間口が広がり、野球人口の維持・拡大につながらないか。そんな希望を感じた。(中村建太)

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