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県高、史上最高の勝ち星 67年ぶりの決勝進出ならず

2019年7月24日14時23分

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 (23日、高校野球新潟大会 日本文理9―0新潟)

 「なんとか望みをつなごう」。追い詰められた場面でも、新潟の投手、笹川拓馬(3年)は落ち着いて捕手の田中雅大(2年)らと言葉を交わした。0―9の六回裏2死満塁、あと1失点で試合が終わるピンチをしのぎ、意地を見せた。

 ノーシードから5試合を勝ち上がってきた。「史上最悪のチームが史上最高の勝ち星を挙げてきた」と後藤桂太監督は言った。昨年秋、新チームが始まった頃は1人ずつの力不足ばかりが目についたが、マネジャーらが他校の試合を観戦して集めたデータから戦略を立てるなど、努力を重ねて成長してきたという。

 決勝進出なら67年ぶり。立ちはだかったのが、昨年の4回戦で撃破した強豪、日本文理だ。2番打者の長坂陽(3年)は内角直球、4番の中田龍希(2年)は低めのスライダー……。文理打線を抑える戦術は描けていたが、「疲れがあったかもしれない。制球が定まらなかった」と田中。中田に浮いた球を捉えられ、3点本塁打を喫した。

 4試合に登板した笹川の今大会の投球数は計401。「文理の力を見せつけられた」と認めざるを得なかった。六回はコールド負けの危機をしのいだが、七回の攻撃が無得点に終わり、「県高(ケンタカ)」の夏は終わった。

 「力より、まとまりで勝てるチームになれた」と笹川。ベンチ入りメンバーの半数近くは2年生だ。「自分たちより実力がある」。史上最悪のチームが体現した全員野球は、新チームに引き継がれていく。(中村建太)

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