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兵庫)高校野球 育英、加古川西など接戦制し8強進出

2019年7月24日03時00分

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 兵庫大会は23日、2球場で5回戦4試合があり、8強が出そろった。育英と加古川西は接戦を、小野と高砂は延長戦をそれぞれ制して、準々決勝進出を決めた。24日は試合がなく、25日は2球場で準々決勝4試合が予定されている。

 ■ダブルエース 深めた絆 飾磨・大谷健斗投手 宮崎涼投手

 三回表、リードはわずか1点。重圧のかかるマウンドに、飾磨の背番号11、大谷健斗(3年)が立った。背番号1の先発・宮崎涼(同)から「お前の投球をすれば抑えられる。しっかり投げろ」と託された。加古川西の中軸打者に対し、低めに球を集めた。死球と暴投があったが、味方の堅守に支えられて無失点。四回は三者凡退に抑え、笑顔でベンチに戻った。

 大谷は昨秋の大会は先発で登板していたが、けがに悩まされた。ひじを故障し、その後、ひざのけがもあって、復調したのは今年6月と遅れた。この間に宮崎が急成長し、エースナンバーを得た。ただ、「2人でチームに貢献しよう」と絆を深め、「ダブルエース」で夏の大会に臨んだ。

 2人が登板した初戦と3回戦は零封勝ち。4回戦は第1シードの古豪・東洋大姫路を相手に、2人で計11安打を打たれながらも、要所を締めて勝利。富浜久詞監督(55)は「ここ一番で踏ん張った」と称賛した。

 迎えた加古川西戦は中盤に流れが変わった。4―2とリードの五回表。無死満塁で、大谷は相手の3番打者に甘く入った直球をセンターに運ばれた。走者一掃の二塁打となって逆転を許し、その後さらに2点を奪われた。六回以降は立ち直って無失点に抑えたが「五回が命運を分けた。悔しさが残る」と振り返った。

 試合中、その大谷を宮崎は「最後に必ずチャンスが来る。頑張ってくれ」と励まし続けた。言葉通りに九回裏に、4番・西村拳太朗(3年)が2点適時二塁打を放ち1点差まで迫ったが、あと一歩及ばなかった。

 試合後、宮崎が「ありがとう」と声をかけると、大谷は「迷惑かけてごめんな」と泣きながら応えた。大谷は「全力を出し切った」、宮崎は「よく頑張ったと思う」。2人の夏は少しの悔しさを残し、終わった。=敬称略(西岡臣、直井政夫)

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