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「運命のけが」がくれた居場所 ピンチ切り抜けた技巧派

2019年7月22日11時54分

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 第101回全国高校野球選手権宮城大会8日目の21日、3回戦8試合があり、16強が出そろった。松島は、夏の宮城大会で初のタイブレークで宮城広瀬を破った。シードの古川は千坂が14奪三振の完投。東北学院榴ケ岡も延長戦を制した。一方、シードの佐沼は昨夏4強の仙台三にサヨナラ負けした。

 ■「運命のけが」で得た個性 佐沼・後藤俊彦君

 五回裏、同点に追いつかれた佐沼のマウンドに後藤俊彦君(3年)が向かった。緊張でこわばりながら、「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせた。1死一、二塁。横からふわりと投げる60キロ台のスローカーブと鋭いスライダーを織り交ぜる。低めのスライダーで三振。捕手が盗塁を刺し、ピンチを切り抜けた。

 1年生の冬、練習中にボールがあごを直撃した。手術で2カ所にプレートを入れ、流動食しか口にできず、体重が7キロ落ちた。練習に戻れたのは2年生の春。「サイドでやってみないか」。監督の提案に、わらにもすがる思いでうなずいた。速球派の投手はいたが、技巧派がいなかった。

 サイドスローだったコーチにフォームを教わり、練習を重ねた。制球が定まらず、四死球を続けたこともある。それでも「やるしかなかった」。やがて背番号10の中継ぎ投手になった。

 この日、仙台三のベンチから「一つに絞れ」という声が聞こえてきた。自分を警戒し、対策を考えてきたらしい。対策される投手になったのが少しうれしかった。だが次第に制球が乱れ、九回裏1死一、三塁で2年生エースの菅原陸君にマウンドを返した。「抑えてくれ」との願いは届かず、サヨナラ負けを喫した。

 あのけががなかったら、ベンチにも入れなかったかもしれない。けがを機に手に入れた自分の個性が、中継ぎ投手の居場所をくれた。「今思えば、運命のけがだった」。試合には敗れたが、持ち味は出せた。「最後の試合で投げさせてもらえて、野球人生に悔いはないです」と笑った。(窪小谷菜月)

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