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昨夏準優勝校の次は、作新学院と対戦 黒羽エースの闘志

2019年7月19日10時19分

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 (18日、高校野球栃木大会 作新学院13-1黒羽)

 「本当に対戦したい相手だった。力は出し切りました」。作新学院戦を終えた黒羽の後藤健太投手(3年)は目を赤くしながらもはっきり答えた。

 新チームになってから秋と春の公式戦で勝ち星はなかった。守備陣は失策が多く、月井龍弥捕手(2年)も後逸を連発した。後藤投手は当初、マウンドで感情をむき出しにした。たびたび声を荒らげた。

 しかし、秋に県選抜チームに選ばれ、有力選手とプレーし、もまれた経験が後藤投手を変えた。言葉を口に出す前に、一息ついて考えるようになった。

 この夏、初戦で昨年準優勝の白鷗大足利、2回戦で作新学院と当たることに。ネット上では2回戦で「昨年の決勝の再現か」という書き込みがされていた。「前評判をくつがえしてやる。白鷗も作新も倒す」。なみなみならぬ闘志がわいた。

 初戦は白鷗大足利を完封で退けた。「試合から帰ってきたら顔をほころばせていました。普段はむっつりしているのに、あんな健太を見たのは初めて」と父の俊幸さん(51)。

 作新学院戦も持ち前の緩急を武器に立ち向かった。守備陣も一、四回で併殺を奪いもり立てた。「最初は併殺もとれなかったチームが自分を助けてくれた」と後藤投手。

 三回以降、打ち込まれて力尽きた。「やっぱり作新はすごい。でも全力でやれた。悔いはない」(平賀拓史)

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