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岩手から今度は「三刀流」出現? 捕り投げ打って逆転

2019年7月17日19時19分

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 (17日、高校野球岩手大会 黒沢尻工9―7一関二)

 岩手・黒沢尻工には三つの役割をハイレベルにこなす3年生がいる。高校通算39本塁打の強打者であり、背番号2の捕手であり、最速142キロの本格派投手でもある石塚綜一郎だ。

 岩手大会3回戦の一関二戦。その三つの役割すべてでチームの逆転勝ちに貢献した。捕手として先発マスクをかぶり、頻繁にマウンドに駆け寄るなどして3人の投手を根気よくリード。五回にはどんぴしゃりの送球で二盗を阻止した。

 ミットをグラブに持ちかえ、マウンドに上がったのは、5―7の七回。「もう1点もやらないつもりだった」と石塚。先頭に死球を与えたものの、ぐいぐいと力で押して後続を断つ。1点差に詰め寄った八回には最速タイの142キロを計測し、三者凡退に。直球主体で攻めたのは、相手打者が真っすぐに苦しんでいると捕手でリードしているときに感じたためだ。

 逆転への足場は自らのバットで築いた。直後の攻撃、先頭で打席に入るとこの日の初安打を左前へ。この回の3得点へとつなげた。

 秋田市出身。同郷で、監督として秋田工を夏の甲子園に導くなどした石橋智(さとし)監督(58)を慕って黒沢尻工に進んだ。もともとは内野手だったが、チーム事情で昨秋、捕手に転向し、投手も兼ねるようになった。

 「チームが勝つためには自分がやらなければいけないという使命感はあります」と石塚。周囲からは「三刀流」と言われることもあるらしいが、投手としての実績に乏しく、これまでは気恥ずかしさを感じていたという。

 今大会は初戦の2回戦でシード校の専大北上を3安打完封し、この日は3回を計6奪三振の好救援。「自信がつきつつあります」とにっこり。大谷翔平(花巻東出身)が輩出した岩手でまた個性豊かな球児が育っている。(竹田竜世)

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