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神奈川)シード3校が姿を消す 神奈川大会26試合

2019年7月18日03時00分

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  第101回全国高校野球選手権神奈川大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)は17日、雨で延期になった8試合を含め、10球場で26試合があった。シード校の弥栄、厚木北、立花学園が姿を消した。18日は7球場で14試合が行われる予定。

 ■逃げの姿勢変え鍛えた堅守 白山

 「走ってくる。警戒するぞ」。二回、向上に攻められ2死一、三塁になると、白山の遊撃手森田遊也選手(3年)が二塁手の小川堅誠選手(2年)に声をかけた。

 その直後、一走が二塁を狙う。捕手の乙坂涼雅選手(3年)が刺しにいくと、三走がスタート。二塁への送球を取った小川選手は迷わず乙坂選手に投げ返し、本塁生還を阻んだ。

 耐震工事でグラウンドにプレハブ校舎が建ち、必然的に内野の守備練習に励んできた。様々なパターンを想定する中で、重盗対策にも取り組んだ。森田選手は「捕手を信じて、三走が突っ込んできたら自信もって本塁に投げろ」と何度も言ってきた。「森田さんがいつも言っていたことが実際に試合で起きて、落ち着いて走者の位置を確認できた」と小川選手。

 五回には、小川選手が逆シングルで捕球し、走り込んできた森田選手にグラブトス、森田選手が一塁に投げるプレーも見せた。小川選手は「練習でもやっていたから準備はできていた」。七回は、連打された後、右邪飛に加えて右翼手の倉本颯大選手(3年)が飛び出した一走を刺し、併殺にした。

 だが、堅守に至るまでには、練習のつらさに部員が目標を見失った時期もあった。春の大会後、取り組む姿勢を問われ、3年生全員が村田浩明監督から「クビ」を言い渡された。「うまくできないことばかりで逃げの姿勢になっていた。グラウンドに来るなと言われて初めて野球をやりたいんだと気づいた」と森田選手。

 「チームを引っ張ってくれるのは3年生。今日の試合でも支えてくれた」と小川選手。ともに試合に臨むことはもうないが、来夏に向け、3年生の思いを受け継ぐ。(木下こゆる)

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