スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

「勝てるかも」エースの心に一瞬の隙、捉えた愛工大名電

2019年7月17日10時59分

シェア

 愛知大会9日目の16日は8試合があった。昨夏の甲子園に出場した愛工大名電は、今春の県大会を制した中部大第一を九回に逆転して勝利。安城東はタイブレークに入った延長十三回にサヨナラ勝ちした。大会8日目の15日は16試合があり、西尾東が中部大春日丘をタイブレークで破った。

 ■心に一瞬の隙 九回5失点 中部大第一・磯貝和賢投手

 2点リードで迎えた九回表。「このまま勝てるんじゃないか」。中部大第一のエース磯貝和賢君(3年)の心に、一瞬の隙が生まれた。

 この回、愛工大名電に連続安打を浴びるなど、無死二、三塁のピンチ。「最大限の力を出す」と速い球を意識した結果、高く浮いた球を打たれて追いつかれた。その後も守備の乱れや適時打を許すなど計5失点し、「どうしていいか分からなくなった」。マウンドを譲った。

 1年生から足首やひじのけがが続き、本格的に練習を始めたのは今年2月。春の県大会では、選抜大会を制した東邦に対し、気迫を前面に出した投球で1失点と完投。県大会優勝の原動力となった。

 それでも磯貝君は「夏勝つこと」を常に考えてきた。連投が多くなる夏の大会に向けて、1日に130球以上を投げ込み、スタミナをつけた。

 今夏はシード校として3回戦からの登場。初戦の相手が、昨夏の甲子園出場校・愛工大名電だった。雨で2日連続順延となったが、この日の試合は「絶好調で臨んだ」と磯貝君。八回までは140キロ台のキレのある直球を主体に強力打線を抑えていた。

 だが愛工大名電の倉野光生監督は、後半に球速が落ち始めたのを見逃さなかった。「2点差ならワンチャンス」と思って迎えた九回の攻撃前、選手たちに「追っていく方が強い。くらいついていこう」と発破をかけた。この回、一気に5得点し、勝負を決めた。「抑えなければいけない場面で力勝負できてくれて、ボールがうわずっていた」と倉野監督。

 試合後、磯貝君は「抑えないといけない場面で抑えられなかったのは実力不足」と硬い表情で話した。「負けた気持ち」を胸に刻んで、これからも野球を続ける。(村上友里、上山浩也)

話題の記事

スポーツブルアプリアイコン