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兵庫)兵庫大会 16試合白熱 接戦相次ぐ

2019年7月14日03時00分

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 兵庫大会は13日、7球場で2回戦16試合があった。選抜大会4強の明石商や春の近畿大会準優勝の神戸国際大付は初戦を突破。1点差となったのが5試合、2点差が2試合と、接戦が相次いだ。14日は6球場で2回戦16試合があり、春の県大会3位の姫路南や、同4位の東洋大姫路などが登場する。

 ■仲間の支えに感謝の鼓舞 三田学園・吉村謙吾主将(3年)

 四回裏、明石商の4番打者に適時二塁打を打たれて4点差となり、なおも2死二塁の場面。三田学園の主将の吉村謙吾(3年)は、伝令としてマウンドへ走った。「打たれてもいいから強気でいこう」。9人を信じている。なんとか守ってほしい。その一心だった。仲間たちは続く打者を一ゴロに打ち取り、ピンチをしのいだ。

 昨秋、打撃練習中に球を右手首に受けて骨折した。手術を受ける日の前夜、同級生の部員たちから動画のメッセージが届いた。「もっかい野球しよう」「歯、くいしばれ」。仲間として大事に思ってくれている。少し気持ちが落ち着いた。

 手術後は走り込みから始め、今年3月ごろに野球部の練習に復帰。ただ、けがの影響で思うようにプレーができず、くじけそうになったときがあった。そんな時、「調子、どないや」と声をかけてくれる部員たちの存在が支えになった。

 その後、練習試合に出られるようになったが、この日の試合は先発メンバーとして出られなかった。試合には出たかったが、声で仲間たちを鼓舞し続けた。

 試合前、「三田学園の名を歴史に刻もう」と呼びかけた。最後の大会で緊張した様子の仲間たちを見て、守備中はベンチから「思い切ってできることをやろう」と声を出した。ナインが守備を終えて戻るときには、最初にベンチ前で出迎えた。攻撃中は三塁コーチとしてグラウンドに立ち、「打っていけやー!」と声を張りあげた。

 試合は0―4で敗れた。試合後、「野球を投げ出しそうになったこともあったけど、それでも一緒にやってきた仲間と野球をしたいと思い、続けられた」と振り返った。岩根健太監督(36)は「思うように野球ができず、チームで一番苦しんだと思うが、周りに声をかけ、チームをまとめてくれた」とねぎらった。(敬称略)(武田遼、寺西淳)

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