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野球で結ばれた4校の絆 ピンチに協力、奪った1点

2019年7月13日14時06分

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 第101回全国高校野球選手権石川大会(朝日新聞社、県高校野球連盟主催)が12日、県立野球場で開幕した。石川高専が、辰巳丘・向陽・宝達・穴水の4校連合チームを11―4で下し、開幕試合3年連続の勝利で好発進した。

 ■4校の仲間に感謝 主将 久保由伸君(穴水、3年)

 「キャプテンとして先頭に立ってチャンスを作らないと」

 4校連合の久保由伸主将(穴水、3年)は、静かに集中力を高めた。チームは7点差をつけられていた。もしこの回、1点取れないとコールド負けになるピンチを迎えていた。

 七回表1死、打席に立った。2球連続のファウルで粘った6球目。低めの直球を思い切りたたいた。

 打球は二遊間を抜け中前安打となった。「後に続くやつらがきっと打ってくれる。任せた」と、仲間に後を託した。

 久保君は、相手の暴投の隙をついて二塁へ。すると、3番の北川拓甫(たくと)君(辰巳丘、3年)が右前安打。失策もあり、久保君が4点目のホームを踏んだ。

 違う学校の選手たちが協力して奪った貴重な1点。久保君は「一校一校バラバラじゃない。一つのチームで野球しているんだ」と改めて思った。「まだまだみんなと戦える」

 4校の関係者がまざり合っていたベンチやスタンドも、コールドの危機を脱し、盛り上がった。久保君の母寿美江さんと父武雄さんも、グラウンドを全力で駆ける息子に「頑張れ。いける、いける」と声援を送った。

 指揮をとった木之下崇監督(辰巳丘)は「今までのチームだったら絶対に切り抜けられなかった。野球で結ばれた4校の絆を感じました」と振り返った。

 チームは八回裏に1点を追加され、コールドで敗れた。試合後、久保君は「みんなと勝って、もっと戦いたかった」。それでも「負けは悔しいけど、後悔はない。やりきった」。

 そしてチームメートへ「みんながいなかったら夏の大会も出られなかった。これからも、これまでと一緒でみんなでがんばっていこう」。4校に散らばる仲間に感謝とエールを送った。(岡純太郎)

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