スポブルアプリをダウンロードしよう

  • Sportsbull Android App
  • Sportsbull iOs App

すべて無料のスポーツニュース&動画アプリの決定版!

QRコードを読み込んでダウンロード

Sportsbull QRCode

兵庫)川西明峰、星陵延長戦制す 兵庫大会2日目

2019年7月8日03時00分

シェア

 兵庫大会は7日、8球場で1回戦16試合の熱戦が繰り広げられた。川西明峰と星陵がそれぞれ延長戦を制した。尼崎小田は九回に4点差をひっくり返してサヨナラ勝ちした。8、9両日は試合がなく、10日は1回戦12試合が6球場である。昨秋の近畿大会8強の報徳学園などが登場する。

 ■監督の言葉で諦めず 吉川・南颯馬主将

 二回表、吉川のエースで主将の南颯馬(そうま、3年)は投球後、打者の鋭い打球が右ふくらはぎに当たった。すぐに歩けず、仲間に背負われてベンチに下がった。

 「大丈夫か」と西島良彦監督(28)からの問いに答えた。「やります」。メンバーは9人しかいない――。マウンドを譲り、一塁手としてグラウンドに戻った。

 新チームは部員不足から昨秋の地区大会は三木東との合同チームで出場したが、初戦で敗れ、敗者復活戦も勝ち上がれなかった。好機で打てないなど「三木東の足を引っ張ってしまった」。それを機に選手たちは毎朝1千本の素振りを始めた。冬を越えるとスイングスピードが上がり、打球の飛距離も伸びた。

 ただ、南は野球を続けることに悩み、ある週末の練習後「やめたい」と西島監督に打ち明けた。すると監督からは「今までの努力は何やったん?」。あと数カ月で高校野球生活も終わる。いまここでやめて後悔するより、やりきろう。気持ちを切り替えた。

 この春の地区大会も三木東と合同チームを組んだが、夏の兵庫大会はバスケ部員ら「助っ人」2人の力も借りて、単独チームで出場できた。

 臨んだ初戦はリードを許す苦しい展開に。4点差に広げられた七回途中、監督から「思い切って投げてこい」と背を押され再び登板し、後続を抑えた。だが、八回に3点を奪われて、コールド負けに終わった。

 試合中、苦しい状況でも笑顔を忘れなかったが、相手チームの校歌斉唱が終わり、ベンチに戻ると「自分が崩れて負けてしまった」と涙が止まらなかった。

 「あのときの監督の言葉があって諦めずに野球を続けられた。後輩たちには、夏の大会で笑って終えられるように練習してほしい」(武田遼)

話題の記事

スポーツブルアプリアイコン