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香川)育成功労賞に高松工芸・三好清人部長

2019年7月13日03時00分

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 日本高校野球連盟と朝日新聞社が、高校野球の発展に貢献した指導者に贈る今年の「育成功労賞」に、高松工芸の三好清人部長(60)を選んだ。高校時代に少人数で勝ち上がった経験から、「無駄な時間をなくす」をモットーに、20年にわたって監督として多くの生徒を教えてきた。13日の選手権香川大会の開会式後に表彰される。

 三好さんは1984年、高松北の監督になり、坂出工と高松西でも監督を務めた。2012年に高松工芸の部長に着任した。

 現役時代にプレーした丸亀では、10人の部員で県内の強豪を破り、明治神宮大会に出場。春の県大会優勝も経験した。

 強さのわけは、効率の良い練習だった。人数が少ないため、バッティングやノックの順番待ちはほとんどなかった。三塁を守り、鍛え上げた打力で上位打線を担った。

 だが、甲子園は遠かった。2年と3年の夏は自分の打席で試合が終わった。その悔しさから、「指導者として甲子園に行きたい」と思うようになった。

 現役時代の経験は、指導者の立場で生きた。大人数のチームでも、待ち時間にティーバッティングやウェートトレーニングを採り入れ、無駄な時間をつくらないよう工夫。「短い時間でもヘトヘトになる練習が理想」と話す。

 高松北では、創部間もないチームを夏の香川大会ベスト4に導いた。高松西では、夏の決勝に進出。惜しくも敗れたが、当時の教え子たちとは今もゴルフをするなど交流が深い。

 逆に生徒から学んだこともある。個性の大切さだ。監督を始めた当初、練習についてこられないと「辞めたいなら辞めろ」と厳しい言葉をかけた。チームは強くなったが、部を去っていく生徒は多かった。

 「野球が好きで部に入った子。辞めさせていいだろうか」。自問自答し、一人ひとりの個性を伸ばすことを心がけるようにした。「身長や体の柔らかさは一人ひとり違う。型にはめず、個性を見極めたい」

 部長になっても、気になった部員にはフォームなどを指導している。賞を受け、「長い間、野球に携わってきたご褒美をもらったよう。教員でいられる間は野球に関わりたい」。(木下広大)

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