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秋田)春季東北大会が開幕 能代と秋田中央、敗れる

2019年6月7日03時00分

 第66回春季東北地区高校野球大会(東北地区高野連主催、朝日新聞山形総局など後援)が6日、山形県で開幕し、県野球場(荘銀・日新スタジアム)と山形市総合スポーツセンター野球場(きらやかスタジアム)で1、2回戦計4試合があった。秋田第2代表の能代と第3代表の秋田中央はともにコールド負けを喫した。

 7日は両球場で2回戦6試合が予定され、秋田第1代表の明桜が弘前東(青森第3代表)と対戦する。

 ■夏にリベンジ 能代・菊地陽介捕手(3年)

 同点に追いつかれた二回裏1死二塁。佐藤洵士投手(3年)の制球が定まらない。東日大昌平の小松大介選手(2年)の打席、4球目。菊地陽介捕手(3年)はミットを外角で構えたが、佐藤投手のフォークは内角へ。とっさに体の重心を移すが、球は腕に当たり、はじかれた。

 球を見失った。遠くに見つけて拾ったときには、二塁走者が本塁へ。記録は暴投だったが、真っ先に「自分のミスだ。チームに申し訳ない」と思い、唇をかんだ。

 佐藤投手はこの試合、五回までを被安打2に抑えていたが、決して本調子ではなかった。試合前に「今日は直球が良くない」と言われ、変化球中心の配球にすることを2人で決めた。

 「佐藤はよく腕を振って投げてくれた」。その分、自分が主軸を任されている打撃と守備で試合のリズムを作りたかった。一回の守備では、死球で出した走者の二盗を正確な送球で阻止した。だが、その後の球を見失う「ミス」から気持ちを切り替えられず、3打数無安打に終わった。

 打線の主軸、守備の要としての自負は強い。「自分がもっとチームを引っ張っていかないといけない。夏までに打撃も守備も仕上げる」。この悔しさは、夏に晴らす。(野城千穂)

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